目次

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  1. はじめに
  2. パイプラインのパーティション化について
  3. パーティションポイント
  4. パーティションタイプ
  5. プッシュダウンの最適化
  6. プッシュダウンの最適化およびトランスフォーメーション
  7. リアルタイム処理
  8. コミットポイント
  9. 行エラーのロギング
  10. ワークフローリカバリ
  11. 停止と強制終了
  12. コンカレントワークフロー
  13. グリッド処理
  14. ロードバランサ
  15. ワークフロー変数
  16. セッションのパラメータおよび変数
  17. パラメータファイル
  18. FastExport
  19. 外部データのロード
  20. FTP
  21. セッションのキャッシュ
  22. 差分集計
  23. セッションログインタフェース
  24. バッファメモリについて
  25. 高精度データ

詳細ワークフローガイド

詳細ワークフローガイド

パラメータおよびパラメータファイルに関するヒント

パラメータおよびパラメータファイルに関するヒント

1つのパラメータファイルを使用して、関連するセッションのパラメータ情報をグループ化します。
同じデータベース接続やディレクトリを使用する複数のセッションがある場合は、それらを1つのパラメータファイルで定義します。接続またはディレクトリを変更する場合、1つのパラメータファイルを編集するだけですべてのセッションの情報を更新することができます。
定期的に実行するセッションに対しては、pmcmdと複数のパラメータファイルを組み合わせます。
サイクル内のセッションパラメータを再利用する場合があります。たとえば、あるセッションを売上げデータベースに対して毎日実行しますが、同じセッションを売上げおよびマーケティングデータベースに対して週に1回実行するとします。セッションの実行ごとに異なるパラメータファイルを作成することができます。週次セッションを実行するたびにセッションプロパティでパラメータファイルを変更する代わりに、
pmcmd
を使用して、セッションを開始するときに使用するパラメータファイルを指定します。
拒否ファイルパラメータとセッションログパラメータをターゲットファイルパラメータまたはターゲットデータベース接続パラメータといっしょに使用します。
ターゲットファイルパラメータまたはターゲットデータベース接続パラメータをセッションで使用する場合は、拒否ファイルパラメータを使うことで、拒否ファイルを追跡できます。同様に、セッションログパラメータを使うことで、セッションログをターゲットマシンに書き込むことができます。
リソースを使用して、パラメータファイルへのアクセス権を持つノード上でセッションが実行されることを確認します。
Administratorツールで、パラメータファイルへのアクセス権を持つ各ノードにファイルリソースを定義し、リソースをチェックするようにIntegration Serviceを設定できます。 次に、パラメータファイルを使用するセッションを編集し、リソースを割り当てます。ワークフローを実行すると、Integration Serviceにより、リソースが使用可能なノード上で必須リソースを使用してセッションが実行されます。
セッションのワークフロー変数の初期値をセッションセクションで定義することにより、これらの値を上書きできます。
ワークフロー変数の値を変更する[Assignment]タスクがワークフローに含まれる場合、ワークフロー内の次のセッションでは、最新の変数の値がセッションの初期値として使用されます。セッションの初期値を上書きするには、パラメータファイルのセッションセクションで新しい変数の値を定義します。
パラメータおよび変数を定義する際に、他のパラメータおよび変数を使用することができます。
たとえば、パラメータファイルで、セッションパラメータ$PMSessionLogFileをサービスプロセス変数を使用して以下のように定義できます。
$PMSessionLogFile=$PMSessionLogDir/TestRun.txt