目次

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  1. はじめに
  2. パイプラインのパーティション化について
  3. パーティションポイント
  4. パーティションタイプ
  5. プッシュダウンの最適化
  6. プッシュダウンの最適化およびトランスフォーメーション
  7. リアルタイム処理
  8. コミットポイント
  9. 行エラーのロギング
  10. ワークフローリカバリ
  11. 停止と強制終了
  12. コンカレントワークフロー
  13. グリッド処理
  14. ロードバランサ
  15. ワークフロー変数
  16. セッションのパラメータおよび変数
  17. パラメータファイル
  18. FastExport
  19. 外部データのロード
  20. FTP
  21. セッションのキャッシュ
  22. 差分集計
  23. セッションログインタフェース
  24. バッファメモリについて
  25. 高精度データ

詳細ワークフローガイド

詳細ワークフローガイド

コードページのマッピングファイルの確認

コードページのマッピングファイルの確認

FastExport接続を作成する場合、FastExportでTeradataソースの読み込みに使用するPowerCenterのコードページを選択します。 FastExportでは、fexpcodepagemapfile.datファイルが使用され、FastExportでサポートされるTeradata文字セットにPowerCenterのコードページ名がマッピングされます。例えば、「MS Windows Latin 1(ANSI)、Latin1 のスーパーセット」を接続コードページとして選択した場合、PowerCenterでは「MS1252」という名前が付けられたコードページが使用され、Teradataでは「Latin1252_0A」という名前が付けられた文字セットが使用されます。
fexpcodepagemapfile.datファイルでは、
Teradata International Character Set Support
に指定された中から最適なTeradata文字セットをPowerCenterコードページにマップします。Teradata文字セットは、使用する前にデータベースで有効にしておく必要があります。デフォルトでは、以下の文字セットのみがTeradataデータベースで有効になっています。
  • ASCII
  • EBCDIC
  • UTF8
  • UTF16
FastExport接続に選択するPowerCenterのコードページがfexpcodepagemapfile.datファイルに存在しない場合、または割り当てられたTeradata文字セットがデータベースで有効になっていない場合は、Integration Serviceでセッションが失敗します。
fexpcodepagemapfile.datファイルは、
<PowerCenter installation directory>\server\bin
にあります。 このファイルにFastExport接続で選択するPowerCenterコードページが含まれていること、割り当てた文字セットがTeradataデータベースで有効になっていることを確認してください。追加のPowerCenterコードページをTeradata文字セットに割り当てたり、既存のマッピングを変更したりするには、テキストエディタを使用します。PowerCenterコードページをTeradata文字セットに割り当てるには、以下の形式で単一行に名前を入力します。
<PowerCenter_code_page> = <Teradata_character_set>.
例:
MS1252 = Latin1252_0A
このファイルを編集する際には、以下のルールおよびガイドラインを使用します。
  • コメントを指定する場合は、感嘆符(!)で行を開始します。
  • 行は、空白スペースのみやタブ文字のみでは構成できません。
  • このファイルで単一のPowerCenterのコードページが複数のTeradata文字セットにマッピングされている場合、FastExportではファイルで最後に割り当てられた文字セットが使用されます。
Teradataでは、UnicodeのUTF-16LEエンコードについて、ビッグエンディアンとリトルエンディアンが区別されません。 UTF-16LEの文字を処理する場合は、Workflow ManagerでFastExport接続を作成する際に「UnicodeのUTF-16LEエンコード(プラットフォームエンディアン)」のコードページを選択します。