FTPまたはSFTPを使用した統合サービスの動作は、FTP接続またはSFTP接続とセッションの設定方法により異なります。統合サービスは、以下の方法で、FTPまたはSFTPを使用してソースファイルおよびターゲットファイルにアクセスできます。

FTPファイルまたはSFTPファイルをステージングすることで、ネットワーク障害による部分的な転送のリスクを減らすことができます。統合サービスをホストするマシン上でステージングされたファイルを作成します。FTPプロセスまたはSFTPプロセスがステージングされたファイルを作成した後、統合サービスはによる読み取り操作が開始されます。ターゲットでFTPまたはSFTPを使用した場合は、統合サービスがステージングされたファイルに書き込みを行った後にFTPプロセスまたはSFTPプロセスが開始されます。ステージングされたファイルが完了する前にネットワーク障害が発生した場合は、ステージングされたファイルを削除してセッションを実行し直すことができます。

ステージングは、FTPまたはSFTP接続オブジェクト内で、またはセッションの前後のシェルコマンドで設定できます。