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  1. はじめに
  2. タスクフローとリニアタスクフロー
  3. タスクフロー
  4. リニアタスクフロー

タスクフロー

タスクフロー

サブタスクフローステップ

サブタスクフローステップ

サブタスクフローステップを追加する際は、既存のタスクフローを埋め込んで再利用できます。
サブタスクフローステップを使用すると、タスクフローの複数のブランチ間または異なるタスクフロー間で同じオーケストレーションフローを再利用できます。その後、異なるパラメータセットでタスクフローを呼び出すことができます。サブタスクフローは、親タスクフローをパブリッシュするときにパブリッシュされます。
多数のステップを含むタスクフローがある場合は、オーケストレーションロジックを複数の小さなタスクフローに分割することを検討してください。次に、サブタスクフローステップを使用して、より小さなタスクフローを親タスクフローに組み込むことにより、設計を簡略化できます。これは、モジュラー型設計につながるだけでなく、編集用にタスクフローを開いたときの読み込みを高速化するのにも役立ちます。
サブタスクフローのプロパティは定義できます。次の節では、サブタスクフローステップのプロパティについて説明します。

全般プロパティ

全般プロパティで、サブタスクフローにわかりやすい名前を指定できます。
名前には、英数字、アンダースコア(_)、スペース、およびUnicode文字のみを含めることができます。

サブタスクフローのプロパティ

[サブタスクフロー]
タブで、埋め込むタスクフローを選択します。
データ統合
に、埋め込まれたタスクフローの場所、説明、入力フィールド、および出力フィールドが表示されます。

入力フィールド

サブタスクフローをタスクフローに追加すると、
[入力フィールド]
セクションが表示されます。
上書きできるパラメータがタスクフローに含まれている場合は、入力フィールドを追加できます。入力フィールドのプロパティを設定して、
データ統合
のランタイムパラメータを上書きできます。

フォールト処理のプロパティ

次のフォルト処理のプロパティを設定できます。
フォルトの取得
サブタスクフローステップのフォールト処理を有効にするには、このオプションを選択します。
デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
フォルトフィールド名
[フォルトの取得]
オプションを選択した場合は必須です。
フォールト情報を取得するフィールドの名前です。
デフォルトは
faultInfo
です。
タスクフローを完了時に終了
サブタスクフローステップに関連付けられたサブタスクフローが失敗または実行されない場合の動作を定義します。
デフォルトでは、サブタスクフローステップに関連付けられたサブタスクフローが失敗すると、親タスクフローも失敗します。
サブタスクフローが失敗した場合に、タスクフローも完了時に失敗するように設定するには、
[フォルトの取得]
オプションと
[このサブタスクフローが失敗した場合]
オプションを選択します。サブタスクフローが実行されない場合に、タスクフローも完了時に失敗するように設定するには、
[このサブタスクフローが実行されない場合]
オプションを選択します。これらの場合、サブタスクフローが失敗するか実行されなくても、タスクフローは後続のステップの実行を続行します。ただし、タスクフローが完了すると、タスクフローのステータスは失敗に設定されます。
[フォールト時に一時停止]
タスクフローの詳細プロパティと
[タスクフローを完了時に終了]
プロパティの両方を設定した場合は、
[フォールト時に一時停止]
プロパティが優先されます。この場合、サブタスクフローステップに関連付けられたサブタスクフローが失敗するか実行されない場合、タスクフローは一時停止されます。タスクフローは、そのサブタスクフローステップの後の後続のステップを実行しません。