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  1. はじめに
  2. タスクフローとリニアタスクフロー
  3. タスクフロー
  4. リニアタスクフロー

タスクフロー

タスクフロー

addToDate

addToDate

指定された量をDate/Time値の一部に加算し、関数に渡した日付と同じ形式の日付を返します。addToDate関数は、正と負の整数値を受け入れます。addToDateを使用して、日付の次の部分を変更します。
  • 年。
    amount
    引数に正または負の整数を入力します。年のフォーマット文字列として、Y、YY、YYY、YYYYのいずれかを使用できます。次の式は、SHIP_DATEカラムのすべての日付に10年を加えます。
    date:addToDate(xs:dateTime('SHIP_DATE'), 'YY', 10)
  • 月。
    amount
    引数に正または負の整数を入力します。月のフォーマット文字列として、MM、MON、MONTHのいずれかを使用できます。次の式はSHIP_DATEカラムのすべての日付から10ヶ月を引きます。
    date:addToDate(xs:dateTime('SHIP_DATE'), 'MONTH', -10)
  • 日。
    amount
    引数に正または負の整数を入力します。日のフォーマット文字列として、D、DD、DDD、DY、DAYのいずれかを使用できます。例えば、式はSHIP_DATEカラムのすべての日付に10日を加えます。
    date:addToDate(xs:dateTime('SHIP_DATE'), 'DD', 10)
  • 時間。
    amount
    引数に正または負の整数を入力します。時間のフォーマット文字列として、HH、HH12、HH24のいずれかを使用できます。以下の式は、SHIP_DATEカラムのすべての日付に14時間を加えます。
    date:addToDate(xs:dateTime('SHIP_DATE'), 'HH', 14)
  • 分。
    amount
    引数に正または負の整数を入力します。分の設定にはフォーマット文字列MIを使用します。以下の式は、SHIP_DATEカラムのすべての日付に25分を加えます。
    date:addToDate(xs:dateTime('SHIP_DATE'), 'MI', 25)
  • 秒。
    amount
    引数に正または負の整数を入力します。秒の設定にはSSフォーマット文字列を使用します。以下の式は、SHIP_DATEカラムのすべての日付に59秒を加えます。
    date:addToDate(xs:dateTime('SHIP_DATE'), 'SS', 59)
  • ミリ秒。
    amount
    引数に正または負の整数を入力します。秒の設定にはMSフォーマット文字列を使用します。以下の式は、SHIP_DATEカラムのすべての日付に125ミリ秒を加えます。
    date:addToDate(xs:dateTime('SHIP_DATE'), 'MS', 125)
  • マイクロ秒。
    amount
    引数に正または負の整数を入力します。秒の設定にはUSフォーマット文字列を使用します。以下の式は、SHIP_DATEカラムのすべての日付に2,000マイクロ秒を加えます。
    date:addToDate(xs:dateTime('SHIP_DATE'), 'US', 2000)

構文

date:addToDate(xs:dateTime('date'), 'format', amount)
xs:dateTime句を手動で追加し、日付値を一重引用符で囲む必要があります。
次の表に、引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
日付
必須
Date/Timeデータ型。変更を行う値を渡します。
有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。
format
必須
日付値の中の変更を行う部分を指定するフォーマット文字列。フォーマット文字列は'mm'のように一重引用符で囲みます。フォーマット文字列は大文字と小文字を区別しません。
amount
必須
日付値を変更する値として、年数、月数、日数、時間数などを指定する整数値。整数を求める有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。

戻り値

関数に渡した日付と同じ形式の日付。
関数に引数としてNULL値が渡された場合には、NULLです。

以下の式はすべて、DATE_SHIPPEDカラムの各日付に1か月を加算します。特定の月に存在しない日を作成する値を渡すと、addToDateはその月の最後の日を返します。例えば、Jan 31 1998に1ヶ月を加えると、addToDateはFeb 28 1998を返します。
また、addToDateはうるう年を認識し、Jan 29 2000に1ヶ月を加えます。
date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'MM', 1) date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'MON', 1) date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'MONTH', 1)
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_SHIPPED
RETURN VALUE
Jan 12 1998 12:00:30AM
Feb 12 1998 12:00:30AM
Jan 31 1998 6:24:45PM
Feb 28 1998 6:24:45PM
Jan 29 2000 5:32:12AM
Feb 29 2000 5:32:12AM
  (Leap Year)
Oct 9 1998 2:30:12PM
Nov 9 1998 2:30:12PM
NULL
NULL
以下の式はすべて、DATE_SHIPPEDカラムの各日付から10日を減算します。
date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'D', -10) date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'DD', -10) date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'DDD', -10) date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'DY', -10) date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'DAY', -10)
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_SHIPPED
RETURN VALUE
Jan 1 1997 12:00:30AM
Dec 22 1996 12:00AM
Jan 31 1997 6:24:45PM
Jan 21 1997 6:24:45PM
Mar 9 1996 5:32:12AM
Feb 29 1996 5:32:12AM
  (Leap Year)
Oct 9 1997 2:30:12PM
Sep 30 1997 2:30:12PM
Mar 3 1996 5:12:20AM
Feb 22 1996 5:12:20AM
NULL
NULL
以下の式はすべて、DATE_SHIPPEDカラムの各日付から15時間を減算します。
date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'HH', -15) date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'HH12', -15) date:addToDate(xs:dateTime('DATE_SHIPPED'), 'HH24', -15)
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_SHIPPED
RETURN VALUE
Jan 1 1997 12:00:30AM
Dec 31 1996 9:00:30AM
Jan 31 1997 6:24:45PM
Jan 31 1997 3:24:45AM
Oct 9 1997 2:30:12PM
Oct 8 1997 11:30:12PM
Mar 3 1996 5:12:20AM
Mar 2 1996 2:12:20PM
Mar 1 1996 5:32:12AM
Feb 29 1996 2:32:12PM
  (Leap Year)
NULL
NULL