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  1. はじめに
  2. タスクフローとリニアタスクフロー
  3. タスクフロー
  4. リニアタスクフロー

タスクフロー

タスクフロー

toInteger

toInteger

文字列または数値を整数に変換します。toInteger構文にはオプションの引数があり、数字を近似値の整数に丸めるか、小数点以下を切り詰めるかを選択できます。toInteger関数は、先頭のスペースを無視します。

構文

util:toInteger(
value
,
flag
)
次の表に、引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
value
必須
StringまたはNumericデータ型で指定する必要があります。整数に変換する値を渡します。
有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。
flag
オプション
小数点以下を切り捨てるか丸めるかを指定します。フラグは整数リテラルか、TRUEまたはFALSEの定数でなければなりません。
  • toIntegerは、フラグがTRUEまたは0以外の数字の場合に小数点以下を切り捨てます。
  • フラグがFALSEまたは0の場合、あるいはこの引数が省略された場合、toIntegerは値を近似値の整数に丸めます。

戻り値

整数。
関数にNULL値を渡した場合はNULLです。
関数に渡された値に英数字が含まれている場合は0です。

次の式は、カラムIN_TAXからの値を使用します。
util:toInteger(IN_TAX, fn:boolean(1))
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
IN_TAX
RETURN VALUE
'15.6789'
15
'60.2'
60
'118.348'
118
NULL
NULL
'A12.3Grove'
0
'    123.87'
123
'-15.6789'
-15
'-15.23'
-15
bigintカラムが整数データ型のカラムにマッピングされている場合は問題が発生します。
この問題を回避するには、マッピング全体でカラムのデータ型を等しくする必要があります。整数カラムにbigintを割り当てる必要がある場合は、渡されるデータが整数の範囲を超えないようにしてください。
bigintの範囲: -9,223,372,036,854,775,808~9,223,372,036,854,775,807
整数の範囲: -2,147,483,648~2,147,483,647