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  1. はじめに
  2. タスクフローとリニアタスクフロー
  3. タスクフロー
  4. リニアタスクフロー

タスクフロー

タスクフロー

lpad

lpad

文字列の先頭にいくつかの空白文字を追加して、文字列を指定した長さにします。

構文

sff:lpad(
first_string
,
length
,
second_string
)
次の表に、引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
first_string
必須
文字列。変更を行う文字列を渡します。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。
NULL値を渡すには、次の形式で空のシーケンスを指定する必要があります:
()
length
必須
正の整数リテラルでなければなりません。この引数によって、各文字列に必要な長さを指定します。
length
が負の数である場合、lpadはNULLを返します。
second_string
オプション
任意の文字列値。
first_string
値の左側に追加する文字列。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。特定の文字列リテラルを入力できます。ただし、文字列の先頭に追加する文字は、'abc'のように一重引用符で囲みます。この引数は大文字と小文字を区別します。
second_string
を省略すると、関数によって最初の文字列の先頭に空白文字が追加されます。
NULL値を渡すには、次の形式で空のシーケンスを指定する必要があります:
()

戻り値

指定された長さの文字列。
関数にNULL値を渡した場合、あるいは
length
が負の数の場合は、NULLです。

次の式は、数値の先頭にゼロを付加して、数値を6桁に標準化します。
sff:lpad(PART_NUM, 6, '0')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
PART_NUM
RETURN VALUE
702
000702
1
000001
0553
000553
484834
484834
lpadは、長さを左から数えます。最初の文字列が指定した長さよりも長い場合は、文字列が右側から切り詰められます。例えば、lpad(‘alphabetical’, 5, ‘x’)は文字列‘alpha’を返します。
2番目の文字列を加えた全文字数が、指定された長さに必要な文字数よりも長い場合は、2番目の文字列の一部分を使用した値が返されます。
sff:lpad(ITEM_NAME, 16, '*..*')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
ITEM_NAME
RETURN VALUE
Flashlight
*..**.Flashlight
Compass
*..**..**Compass
Regulator System
Regulator System
Safety Knife
*..*Safety Knife
次の式は、
length
引数が負の数の場合にITEM_NAMEカラムの各行に対してlpadがどのような処理を行うかを示すものです。
sff:lpad(ITEM_NAME, -5, '.')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
ITEM_NAME
RETURN VALUE
Flashlight
NULL
Compass
NULL
Regulator System
NULL