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  1. はじめに
  2. タスクフローとリニアタスクフロー
  3. タスクフロー
  4. リニアタスクフロー

タスクフロー

タスクフロー

toDate

toDate

文字列をDate/Timeデータ型に変換します。ソース文字列の形式を指定するには、toDateフォーマット文字列を使用します。
toDate式の出力ポートはDate/Timeである必要があります。
toDateで2桁の年を変換する場合には、RRまたはYYのフォーマット文字列を使用します。YYYYフォーマット文字列を使用してはなりません。

構文

date:toDate(xs:dateTime('date'), 'format')
xs:dateTime句を手動で追加し、日付値を一重引用符で囲む必要があります。
次の表に、引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
日付
必須
Stringデータ型で指定する必要があります。日付に変換したい値を渡します。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。
format
必須
有効なtoDate形式の文字列を入力します。フォーマット文字列は、
dare
引数の各部分と一致している必要があります。例えば、'Mar 15 1998 12:43:10AM'という日付の文字列を渡す場合は、フォーマット文字列'MON DD YYYY HH12:MI:SSAM'を使用する必要があります。

戻り値

日付。
toDate関数は、常に日付と時刻を返します。時刻値を持たない文字列を渡すと、返される日付には常に時刻00:00:00.000000000が含まれます。この関数の結果は、日時データ型の任意のターゲットカラムにマッピングできます。
関数にNULL値を渡した場合はNULLになります。
フォーマット文字列は、任意の日付区切り文字を含めて、toDate文字列の形式と一致する必要があります。一致しない部分がある場合、toDateは不正確な値を返したり、レコードをスキップしたりする場合があります。

date:toDate(xs:dateTime('DATE_PROMISED'), 'MM/DD/YY')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_PROMISED
RETURN VALUE
'01/22/98'
Jan 22 1998 00:00:00
'05/03/98'
May 3 1998 00:00:00
'11/10/98'
Nov 10 1998 00:00:00
'10/19/98'
Oct 19 1998 00:00:00
NULL
NULL
date:toDate(xs:dateTime('DATE_PROMISED'), 'MON DD YYYY HH12:MI:SSAM')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_PROMISED
RETURN VALUE
'Jan 22 1998 02:14:56PM'
Jan 22 1998 02:14:56PM
'Mar 15 1998 11:11:11AM'
Mar 15 1998 11:11:11AM
'Jun 18 1998 10:10:10PM'
Jun 18 1998 10:10:10PM
'October 19 1998'
Error. Integration Service skips this row.
NULL
NULL
以下の式は、SHIP_DATE_MJD_STRINGポートの文字列を日付値に変換します。
date:toDate(xs:dateTime('SHIP_DATE_MJD_STR'), 'J')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
SHIP_DATE_MJD_STR
RETURN_VALUE
'2451544'
Dec 31 1999 00:00:00.000000000
'2415021'
Jan 1 1900 00:00:00.000000000
Jフォーマット文字列には日付の時間部分が含まれないため、戻り値では時間が00.000000000:00:00に設定されています。
次の式は、文字列を4桁形式の年に変換します。現在の年は1998です。
date:toDate(xs:dateTime('DATE_STR'), 'MM/DD/RR')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_STR
RETURN VALUE
'04/01/98'
04/01/1998 00:00:00.000000000
'08/17/05'
08/17/2005 00:00:00.000000000
次の式は、文字列を4桁形式の年に変換します。現在の年は1998です。
date:toDate(xs:dateTime('DATE_STR'), 'MM/DD/YY')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_STR
RETURN VALUE
'04/01/98'
04/01/1998 00:00:00.000000000
'08/17/05'
08/17/1905 00:00:00.000000000
2番目の行については、RRは2005年を返しますが、YYは 1905年を返します。
次の式は、文字列を4桁形式の年に変換します。現在の年は1998です。
date:toDate(xs:dateTime('DATE_STR'), 'MM/DD/Y')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_STR
RETURN VALUE
'04/01/8'
04/01/1998 00:00:00.000000000
'08/17/5'
08/17/1995 00:00:00.000000000
次の式は、文字列を4桁形式の年に変換します。現在の年は1998です。
date:toDate(xs:dateTime('DATE_STR'), 'MM/DD/YYY')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_STR
RETURN VALUE
'04/01/998'
04/01/1998 00:00:00.000000000
'08/17/995'
08/17/1995 00:00:00.000000000
次の式は、深夜からの通算秒を含む文字を日付値に変換します。
date:toDate(xs:dateTime('DATE_STR'), 'MM/DD/YYYY SSSSS')
次の表に、一部のサンプル値と戻り値を示します。
DATE_STR
RETURN_VALUE
'12/31/1999 3783'
12/31/1999 01:02:03
'09/15/1996 86399'
09/15/1996 23:59:59