目次

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  1. はじめに
  2. ワークフロー
  3. ワークフロー変数
  4. ワークフローパラメータ
  5. クラスタタスク
  6. コマンドタスク
  7. ヒューマンタスク
  8. マッピングタスク
  9. 通知タスク
  10. ゲートウェイ
  11. ワークフローリカバリ
  12. ワークフロー管理

Developerワークフローガイド

Developerワークフローガイド

ワークフローの詳細プロパティ

ワークフローの詳細プロパティ

ワークフローの詳細プロパティには、ワークフローインスタンスの実行方法を定義するプロパティが含まれています。
トレースレベル
ワークフローログに表示される詳細情報の量を決定します。トレースレベルの値は選択が可能です。また、トレースレベルをパラメータに割り当てて、ワークフローパラメータでプロパティの値を定義することもできます。トレースレベルのデータ型はstringです。
デフォルトは[INFO]です。
以下の表に、ワークフローのトレースレベルを示します。
トレースレベル
説明
エラー(ERROR)
ワークフローインスタンスが失敗する原因となったエラーメッセージを記録します。
ワークフローログではSEVEREと表示されます。
注意(WARNING)
エラーレベルのメッセージに加えて、警告メッセージも記録します。警告メッセージは、エラーが発生したが、ワークフローインスタンスの失敗の原因とはならなかったことを示します。
ワークフローログでは、このレベルはWARNINGと表示されます。
情報(INFO)
警告レベルのメッセージに加えて、初期化情報とワークフローインスタンスの実行に関する詳細を記録します。 タスクに渡された入力データ、タスクで実行された作業項目、タスクで生成された出力データなど、タスクの処理に関する詳細が記録されます。 また、パラメータファイルの名前、および条件付きシーケンスフローの式の評価結果も記録されます。
ワークフローログでは、このレベルはINFOと表示されます。
トレース(TRACE)
情報レベルのメッセージに加えて、ワークフローやタスクの初期化に関する詳細を記録します。
ワークフローログでは、このレベルはFINEと表示されます。
デバッグ(DEBUG)
トレースレベルのメッセージに加えて、タスク入力やタスク出力の詳細とワークフローの状態に関する追加の詳細を記録します。
ワークフローログでは、このレベルはFINESTと表示されます。
リカバリの有効化
ワークフローでリカバリが有効になっていることを示します。ワークフローのリカバリを有効にすると、再開リカバリストラテジが設定されたタスクでリカバリ可能なエラーが発生した場合、ワークフローインスタンスをキャンセルした場合、またはデータ統合サービスプロセスが予期せずにシャットダウンした場合に、ワークフローインスタンスをリカバリできます。ワークフローのリカバリを有効にする場合、ワークフローのタスクごとにリカバリストラテジを定義する必要があります。
デフォルトでは無効になっています。
ワークフローの自動リカバリ
データ統合サービスプロセスが、予期せぬサービスプロセスのシャットダウンで中断されたワークフローインスタンスを自動的にリカバリすることを示します。ワークフローリカバリは、データ統合サービスプロセスの再開後に開始されます。ワークフローのリカバリが有効になっている場合、このオプションを選択できます。
デフォルトでは無効になっています。