ワークフローパラメータでは、元のワークフローインスタンスの実行中にパラメータが取っていた値が使用されます。別のパラメータ値を使用してワークフローインスタンスをリカバリすることはできません。パラメータファイルの別の値を使用するには、infacmd wfs startWorkflowコマンドを使用して、ワークフローの他のインスタンスを実行する必要があります。

ユーザー定義のワークフロー変数では、中断されたタスクを実行開始する前に変数が保持していた値が使用されます。

StartTimeおよびInstanceIDシステムワークフロー変数では、元のワークフローインスタンス実行中に変数が取っていた値が使用されます。

UserNameシステムワークフロー変数の値は、ユーザーがワークフローインスタンスをリカバリするか、データ統合サービスがワークフローインスタンスをリカバリするかによって異なります。ユーザーがワークフローインスタンスをリカバリする場合、UserNameシステムワークフロー変数はワークフローインスタンスをリカバリするユーザーの名前を使用します。データ統合サービスがワークフローインスタンスをリカバリする場合、UserNameシステムワークフロー変数は引き続き、前のワークフローインスタンスを実行したユーザーの名前を使用します。