目次

Search

  1. はじめに
  2. ワークフロー
  3. ワークフロー変数
  4. ワークフローパラメータ
  5. クラスタタスク
  6. コマンドタスク
  7. ヒューマンタスク
  8. マッピングタスク
  9. 通知タスク
  10. ゲートウェイ
  11. ワークフローリカバリ
  12. ワークフロー管理

Developerワークフローガイド

Developerワークフローガイド

マッピングタスクの詳細プロパティ

マッピングタスクの詳細プロパティ

マッピングタスクの
詳細
タブには、タスクでのマッピングの実行に使用されるプロパティが表示されます。
設定プロパティの値は選択が可能です。または、設定プロパティをタスク入力に割り当てて、プロパティをタスク入力に割り当てる場合、ワークフローパラメータまたは変数をプロパティに割り当てることができます。ワークフローまたは変数のプロパティへの割り当ては、マッピングタスクの
[入力]
タブで行います。パラメータセットまたはパラメータファイルを使用して、プロパティの値を変更できます。
タスクのリカバリ戦略に値を選択する必要があります。タスクのリカバリ戦略をタスク入力に割り当てることはできません。
マッピングタスクに、以下の詳細プロパティを設定します。
タスクリカバリストラテジ
中断された、またはエラーが発生したタスクを、データ統合サービスが再実行するかスキップするかを決定します。ワークフローでリカバリが有効になっていない場合は、データ統合サービスはタスクリカバリストラテジを無視します。
デフォルトでは、タスクは再開リカバリストラテジを使用します。
クラスタの作成タスクを使用してクラスタワークフローを作成するときは、マッピングタスクのリカバリ戦略を
[タスクの再開]
に設定します。
クラスタ識別子
マッピングタスクを実行するクラスタを識別するクラスタ識別子文字列。
クラスタワークフローに含まれているマッピングタスクのみに[クラスタ識別子]プロパティを設定します。
次のいずれかのオプションを選択します。
説明
空欄(値なし)
マッピングと関連付けられたHadoop接続内に構成されたクラスタで、マッピング実行を実行します。
AutoDeploy
そのワークフローが作成したクラスタ上でマッピングを実行します。
このオプションを選択すると、クラスタの作成タスク内のクラスタ識別子プロパティは、AutoDeployClusterに設定された値を使用して入力されます。
デフォルトはAutoDeployです。
(タスク入力に割り当てる)
クラスタの作成タスクと異なるソースからの入力を受け入れるには、このオプションを選択します。このオプションを選択した場合、マッピングタスク入力プロパティのタブのクラスタ識別子プロパティにパラメータ値を入力します。
デフォルトの日時形式
データ統合サービスが日付データ型と文字列データ型間のデータ変換を行うために使用する日時形式。事前定義された形式から1つを選択するか、有効な日付形式の文字列を入力します。
プロパティはstringデータ型です。デフォルトはMM/DD/YYYY HH24:MI:SSです。
最適化レベル
データ統合サービスがマッピングに適用する最適化方式を制御します。
  • 0(なし)。マッピングは最適化されません。
  • 1(最小)。初期プロジェクション最適化方式がマッピングに適用されます。
  • 2(ノーマル)。初期プロジェクション、初期選択、プッシュダウン、および述部の各最適化方式がマッピングに適用されます。
  • 3(完全)。初期プロジェクション、プッシュダウン、述部、コストベース、準結合の各最適化方式がマッピングに適用されます。
プロパティは整数データ型です。デフォルトは2(ノーマル)です。
高精度
マッピングを高精度で実行します。
[高精度]を選択すると、データ値の精度が高くなります。15桁以上の精度など、マッピングが大きな数値を生成する場合や、正確な値を必要とする場合に[高精度]を有効にします。[高精度]を有効にすると、桁数の多い数値で精度の損失を防ぐことができます。
プロパティはブールデータ型です。デフォルトはtrueです。
ソート順
データ統合サービスがマッピングの文字データをソートする順序。
プロパティは文字列データ型です。デフォルトは[バイナリ]です。
トレースレベルのオーバーライド
マッピングの各トランスフォーメーションに使用するオーバーライドトレースレベルを設定します。トレースレベルは、データ統合サービスがマッピングログファイルに送信する情報量を決定します。
以下のいずれかのトレースレベルを選択します。
  • なし。トランスフォーメーションごとに設定したトレースレベルはオーバーライドされません。
  • 簡易。データ統合サービスは、初期化情報、エラーメッセージ、および却下されたデータ通知をログに記録します。
  • ノーマル。データ統合サービスは、初期化情報、ステータス情報、検出されたエラー、およびトランスフォーメーション行エラーでスキップされた行をログに記録します。マッピングの結果を要約しますが、個別行のレベルでは行いません。
  • 詳細 - 初期化。データ統合サービスは、ノーマルトレースに加えて、初期化の詳細、インデックスファイルおよびデータファイルの名前、および詳細なトランスフォーメーション統計をログに記録します。
  • 詳細 - データ。データ統合サービスにより、詳細 - 初期化トレースに加え、マッピングに渡された各行がログに記録されます。データ統合サービスにはマッピング実行のパラメータの名前と値が含まれます。また、データ統合サービスは、カラムの精度に合わせて文字列データを切り詰めた場所を示し、詳細なトランスフォーメーション統計を返します。データ統合サービスではトランスフォーメーションを処理する際にブロック中のすべての行の行データが書き込まれます。
プロパティはstringデータ型です。デフォルトは[通常]です。
マッピングタスクログディレクトリ
マッピングタスクログのディレクトリです。データ統合サービスのローカルディレクトリを使用して、タスクログを保存します。パスを入力しない場合、データデータ統合サービスはLogDirシステムパラメータで定義されたディレクトリにログファイルを書き込みます。デフォルトディレクトリは
<Informatica installation directory>/tomcat/bin/disLogs/builtinhandlers
です。管理者は、Administratorツールでこのパスを変更できます。システムパラメータは、データ統合サービスのサービスプロセスプロパティにあります。
マッピングタスクログファイル名
マッピングタスクログの名前です。ファイル名またはファイル名とディレクトリ名をこのフィールドに入力できます。データ統合サービスは、ファイル名を
[マスキングタスクログファイルディレクトリ]
フィールドの情報に追加します。ログファイルの保存に関して選択する方法に応じて、ログファイル名がUIDおよびタイムスタンプに、またはマッピング実行番号に追加されます。
Javaクラスパス
データ統合サービスがマッピングタスクを実行するときにシステムクラスパスの先頭に追加されるJavaクラスパス。Javaトランスフォーメーションでサードパーティ製のJavaパッケージ、ビルトインJavaパッケージ、またはカスタムJavaパッケージを使用する場合にこのオプションを使用します。
マッピングタスクログ保存タイプ
タイムスタンプまたはマッピングタスクの実行数でマッピングタスクログファイルを保存します。マッピングタスクログファイル名のサフィックスには、選択したオプションが反映されます。
マッピングタスクログファイルを設定する際、一度に保持するログファイルの数を制限することも、無限の数のログファイルを作成することもできます。次のいずれかの保存タイプを選択します。
  • マッピングタスクタイムスタンプ。デフォルト。タイムスタンプ別のログファイルの保存。統合サービスは、タイムスタンプ別にログとラベルを無制限に保存します。各マッピングタスクログファイル名の形式は次のとおりです:
    <MappingTaskLogFileName>_<UID>_<Timestamp>.log
  • マッピングタスク実行。特定数のマッピングタスクログを保存します。保存するログファイルの数を、
    [次の実行でマッピングタスクログを保存]
    プロパティで設定します。各マッピングタスクログファイル名の形式は次のとおりです:
    <MappingTaskLogFileName>_<Run#>.log
次の実行でマッピングタスクログを保存
マッピングの実行数でログファイルを保存するときに保存されるログファイルの数。各ログファイル名には、実行番号が含まれます。10個のマッピングタスクログを保存する場合、データ統合サービスは0から9までの番号が付けられたログを保存します。