タスクのエラーはリカバリ可能またはリカバリ不能です。リカバリ可能なタスクエラーとは、ワークフロー定義を変更せずに修正できるエラーです。リカバリ不能なタスクエラーの場合、ワークフロー定義を変更するか、またはパラメータファイルでパラメータ値を変更する必要があります。ワークフローのリカバリを有効にした場合、リカバリ可能なタスクエラーにより中断されたワークフローインスタンスをリカバリできます。

ワークフロータスクでは、リカバリ戦略として再開またはスキップを使用できます。タスクが再開をリカバリ戦略として使用している場合は、タスクエラーが発生するとワークフローインスタンスが中断します。タスクがスキップをリカバリ戦略として使用している場合は、タスクエラーが発生するとデータ統合サービスがタスクをスキップします。

クラスタの作成タスク、マッピングタスク、クラスタの削除タスクを除くすべてのタスクが、再開をリカバリ戦略として使用します。クラスタの作成タスクは常にスキップをリカバリ戦略として使用します。マッピングタスクとクラスタの削除タスクは、リカバリ戦略として再開とスキップのどちらを使用するかを設定できます。

タスクでは次のリカバリ可能またはリカバリ不能なエラーが発生することがあります。