マップレットトランスフォーメーションで使用するマップレットには、マッピングのトランスフォーメーションの名前と競合する名前を持つトランスフォーメーションが含まれている可能性があります。名前がマッピングのトランスフォーメーションと競合しないようにするために、

データ統合

は、実行時にマップレットのトランスフォーメーション名の先頭にマップレットトランスフォーメーション名を付与します。

例えば、マップレットにExpression_1という名前の式トランスフォーメーションが含まれているとします。マッピングを作成してマップレットトランスフォーメーションMapplet_Tx_1でこのマップレットを使用した場合、マッピングを実行すると、式トランスフォーメーションの名前がMapplet_Tx_1_Expression_1に変更されます。

また、マップレットに別のマップレットトランスフォーメーションが含まれる場合、

データ統合

は、トランスフォーメーション名の先頭に2つ目のマップレットトランスフォーメーション名を付与します。例えば、前の例のマップレットにMappletTxという名前のマップレットトランスフォーメーションがあり、これにFilterTx_1が含まれているとします。マッピングでは、FilterTx_1は、Mapplet_Tx_1_MappletTx_FilterTx_1に変更されます。

ほとんどの場合、

データ統合

では、80文字を超えるトランスフォーメーション名が四捨五入されます。

データ統合

では、階層ビルダトランスフォーメーション、階層パーサートランスフォーメーション、または構造パーサートランスフォーメーションを含むマップレットトランスフォーメーションの名前は四捨五入されません。マップレットで階層ビルダトランスフォーメーション、階層パーサートランスフォーメーション、構造パーサートランスフォーメーションを使用する場合は、実行時エラーを防ぐために、結合されたマップレットトランスフォーメーション名が80文字を超えないようにしてください。