置換マスキングでは、データのカラムを、似ているが関連のないデータに置き換えることができます。例えば、男性と女性の名が含まれるディクショナリを作成できます。このディクショナリを使用して、男性と女性の両方の名が含まれるカラムに対する置換マスキングを実行します。

カスタム置換マスキングを設定して、ターゲットカラムを一意のソースカラム値ごとに一意のマスク値に置き換えることができます。一意のマスキングには、ソースからディクショナリ値へのマッピングのためのストレージ接続が必要です。

マスキングルールの割り当てでディクショナリまたはストレージ接続を使用する前に、ディクショナリとストレージ接続をトランスフォーメーションに追加する必要があります。

［マスキングルール］

タブでトランスフォーメーションに接続を追加します。フラットファイルディクショナリの場合は、

［設定］ | ［接続］

ビューからフラットファイルディクショナリへの接続を作成し、その接続をトランスフォーメーションに追加します。

カスタム置換マスキングを設定する場合は、ディクショナリタイプとディクショナリ接続を選択します。次に、使用するカラムをディクショナリから選択します。英語以外の文字をサポートするには、フラットファイル接続から別のコードページを使用できます。

マスキングタスクが機能するためには、フラットファイル接続のコードページとSecure Agentシステムのコードページに互換性がある必要があります。

データは、再現可能な値または再現不可能な値に置き換えることができます。再現可能な値を選択すると、データマスキングトランスフォーメーションで、同じソースデータおよびシード値に対する確定的な結果が生成されます。データを確定的な結果に置き換えるシード値を設定する必要があります。データの複数のカラムを同じディクショナリ行のマスキング値に置き換えることができます。