目次

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  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. セッションプロパティリファレンス
  17. ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

PowerExchange for Webサービス接続

PowerExchange for Webサービス接続

アクセスするWebサービスソースまたはターゲットごとに、Webサービスコンシューマアプリケーション接続を使用します。 また、各WebサービスコンシューマトランスフォーメーションについてもWebサービスコンシューマアプリケーション接続を使用します。 Webサービスコンシューマアプリケーション接続により、エンドポイントURLと認証パラメータを含む接続プロパティを制御することができます。
Webサービスに接続するには、統合サービスはエンドポイントURLを必要とします。Webサービスコンシューマアプリケーション接続を設定しない場合、またはエンドポイントURLを提供しないでWebサービスコンシューマアプリケーション接続を設定する場合、統合サービスはソース、ターゲットまたはWebサービスコンシューマトランスフォーメーションがベースとしているWSDLファイルに含まれるエンドポイントURLを使用します。
以下のガイドラインを使用してWebサービスコンシューマアプリケーション接続をいつ設定するか決めます。
  • 接続されるWebサービスが認証を必要とする場合、またはWSDLファイルに含まれているものとは異なるエンドポイントURLを使用する場合、エンドポイントURLがあるWebサービスコンシューマアプリケーション接続を設定します。
  • 接続されるWebサービスが認証を必要とするがWSDLファイルに含まれているエンドポイントURLを使用する場合、エンドポイントURLがないWebサービスコンシューマアプリケーション接続を設定します。
  • 接続されるWebサービスが認証を必要とせずWSDLファイルに含まれるエンドポイントURLを使用する場合、Webサービスコンシューマアプリケーション接続を設定する必要はありません。
SSL認証を設定する必要がある場合は、Webサービスコンシューマアプリケーション接続でSSL認証に関連するプロパティの値を入力してください。
以下の表に、Webサービスコンシューマアプリケーション接続について設定するプロパティを示します。
プロパティ
説明
ユーザー名
Webサービスで必要とされるユーザー名。Webサービスでユーザー名が必要とされない場合は、「PmNullUser」と入力します。
パラメータファイル内にユーザー名を定義するには、ユーザー名と,してセッションパラメータ$Param
Name
を入力し、その値をセッションパラメータファイルまたはワークフローパラメータファイル内に定義します。$Paramで始まるユーザー名は、セッションパラメータとして統合サービスに解釈されます。
パスワードでパラメータを使用
Webサービスパスワードをセッションパラメータ$Param
Name
とすることを示します。ワークフローパラメータファイルまたはセッションパラメータファイル内にパスワードを定義し、そのパスワードを
pmpasswd
CRYPT_DATAオプションで暗号化します。デフォルトでは無効になっています。
パスワード
Webサービスで必要とされるパスワード。Webサービスでパスワードが必要とされない場合は、「PmNullPasswd」と入力します。
コードページ
接続コードページ。リポジトリにデータを書き込む場合、Repository Serviceはリポジトリコードページでエンコードされている文字セットを使用します。
End Point URL
アクセス先のWebサービスのエンドポイントURL。WSDLファイルは、このURLを位置要素の中で指定します。
セッションパラメータ$Param
Name
、マッピングパラメータ、またはマッピング変数をエンドポイントURLとして使用することができます。たとえば、エンドポイントURLとしてセッションパラメータ$ParamMyURLを使用して、$ParamMyURLをパラメータファイル内のURLに設定することができます。
ドメイン
認証用ドメイン。
タイムアウト
接続を閉じ、セッションに失敗する前に、Webサービスプロバイダとの接続を統合サービスが待機する秒数。また、SOAPリクエストが送信されてからセッションが失敗するまで、統合サービスがSOAPレスポンスを待機する秒数を示すこともあります。デフォルトは60秒です。
トラストサーティフィケーションファイル
Web Services ProviderのSSL証明書の認証時に統合サービスが使用するトラストサーティフィケーションのバンドルを含むファイル。 デフォルトはca-bundle.crtです。
サーティフィケーションファイル
クライアントの認証時にWebサービスプロバイダが使用するクライアントサーティフィケーション。Webサービスプロバイダが統合サービスを認証する必要がある場合にクライアントサーティフィケーションファイルを指定します。
サーティフィケーションファイルパスワード
クライアントサーティフィケーションのパスワード。Webサービスプロバイダが統合サービスを認証する必要がある場合にサーティフィケーションファイルパスワードを指定します。
サーティフィケーションファイルタイプ
クライアントサーティフィケーションのファイルタイプ。Webサービスプロバイダが統合サービスを認証する必要がある場合にサーティフィケーションファイルタイプを指定します。ファイルタイプはPEMまたはDERです。
プライベートキーファイル
クライアントサーティフィケーションのプライベートキーファイル。Webサービスプロバイダが統合サービスを認証する必要がある場合にプライベートキーファイルを指定します。
キーパスワード
クライアントサーティフィケーションのプライベートキーのパスワード。Webサービスプロバイダが統合サービスを認証する必要がある場合にキーパスワードを指定します。
キーファイルタイプ
クライアントサーティフィケーションのプライベートキーのファイルタイプ。Webサービスプロバイダが統合サービスを認証する必要がある場合にキーのファイルタイプを指定します。PowerExchange for Webサービスでは、SSL認証についてPEMファイルタイプが必要になります。
認証タイプ
Webサービスプロバイダから統合サービスに認証タイプが返されないときに使用する認証タイプを以下のうち1つ選択します。
  • 自動。統合サービスによってWebサービスプロバイダの認証タイプが決定されます。
  • 基本。暗号化されないユーザー名およびパスワードに基づく認証です。
  • ダイジェスト。暗号化されないユーザー名と暗号化されたパスワードに基づく認証です。
  • NTLM。暗号化されたユーザー名、パスワード、およびドメインに基づく認証です。
デフォルトは[Auto]です。