目次

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  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. セッションプロパティリファレンス
  17. ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

[タイマ]タスク

[タイマ]タスク

[タイマ]タスクを使用して、Integration Serviceでワークフローの次のタスクを実行するまでの待機時間を指定することができます。 指定の日時にワークフローの次のタスクを開始するように選択できます。また、別のタスク、ワークフロー、ワークレットの開始時刻の後、一定時間待ってから次のタスクを開始するように指定することもできます。
[タイマ]タスクには次のタイプの設定方法があります。
  • 時刻指定。
    Integration Serviceでワークフローの次のタスクの実行を開始する時刻を指定します。 日時を指定することも、ユーザー定義ワークフロー変数を選択して時刻を指定することもできます。
  • 起点からの時間差指定。
    [タイマ]タスク、親ワークフロー、トップレベルワークフローのいずれかが開始されてから指定の時間待機するように、Integration Serviceを設定します。
たとえば、ワークフローに2つのセッションがあります。Integration Serviceで最初のセッションが完了してから次のセッションを実行するまで、10分間待機させます。 最初のセッションの後に[タイマ]タスクを使用します。[タイマ]タスクの[起点からの時間差指定]設定で、[タイマ]タスクに開始時刻から10分と指定します。ワークフロー内の[開始]タスクの後、任意の場所で、[タイマ]タスクを使用します。
次の表に[タイマ]タスクで設定する属性を示します。
タイマ属性
説明
時刻指定:実行開始時刻を指定する
Integration Serviceは、指定した日時にワークフローの次のタスクを開始します。
時刻指定:以下のワークフロー変数から開始時刻を決定する
ユーザー定義の日時ワークフロー変数を指定します。Integration Serviceは、選択した時刻にワークフローの次のタスクを開始します。
Workflow Managerにより、指定した変数が日付/時刻データ型を持つかどうかが確認されます。変数の精度がサブ秒に対応している場合、Integration Serviceは時刻値のサブ秒部分を無視します。
日時ワークフロー変数がNULLに評価されると、[タイマ]タスクは失敗します。
起点からの時間差指定:実行開始までの時間
Integration Serviceでワークフローの次のタスクの実行を開始するまでの待機時間を指定します。
起点からの時間差指定:このタスクの開始時間から起算
このオプションを選択すると、[タイマ]タスクの開始時刻が過ぎてから、指定の時間待機した後で次のタスクを実行します。
起点からの時間差指定:親ワークフロー/ワークレットの開始時間から起算
このオプションを選択すると、親ワークフロー/ワークレットの開始時刻が過ぎてから、指定の時間待機した後で次のタスクを実行します。
起点からの時間差指定:トップレベルワークフローの開始時間から起算
このオプションを選択すると、トップレベルワークフローの開始時刻が過ぎてから、指定した時間待機した後で次のタスクを実行します。