拒否ファイルの場所を確認したら、拒否ファイルのコードページをサポートしているテキストエディタを使用してファイルを読むことができます。リジェクトファイルには、writerまたはターゲットデータベースにリジェクトされたデータの行が入っています。Integration Serviceは拒否ファイルに行全体を書き込みますが、問題は一般的に行内の1つのカラムに集中します。 どのカラムが原因で行が拒否されたかを容易に調べられるように、Integration Serviceは行インジケータとカラムインジケータを追加して、各カラムに関する詳細情報を提供します。
行インジケータ。
拒否ファイルの各行の最初のカラムは、行インジケータです。 行インジケータは、挿入、更新、またはリジェクトのいずれのマークが行に付いていたかを示します。
ユーザー定義のコミットを使用したセッションの場合、非致命的エラーの発生によりトランザクションがロールバックされたかどうか、あるいは、コミットされたトランザクションがエラーの発生したターゲット接続グループに含まれていたかどうかが行インジケータに示されることがあります。
カラムインジケータ。
カラムインジケータは、各データカラムのあとに表示されます。 カラムインジケータは、カラムに含まれているデータが有効であるか、オーバーフローしているか、NULLであるか、または切り詰められているかを示します。
次のサンプル拒否ファイルに、行インジケータおよびカラムインジケータを示します。
0,D,1921,D,Nelson,D,William,D,415-541-5145,D
0,D,1922,D,Page,D,Ian,D,415-541-5145,D
0,D,1923,D,Osborne,D,Lyle,D,415-541-5145,D
0,D,1928,D,De Souza,D,Leo,D,415-541-5145,D
0,D,2001123456789,O,S. MacDonald,D,Ira,D,415-541-514566,T