目次

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  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. セッションプロパティリファレンス
  17. ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

デッドロックのリトライ

デッドロックのリトライ

デッドロック時にターゲットデータベースまたはリカバリテーブルへの書き込みをIntegration Serviceでリトライする場合は、セッションプロパティで[デッドロック時のセッションリトライ]オプションを選択します。 Integration Serviceが、データベース行に同一のロックを制御しようとすると、デッドロックが発生します。
以下の条件下では、Integration Serviceはデッドロックを検出することがあります。
  • セッションが、パーティション化されたターゲットに書き込む場合。
  • 2つのセッションが、同じターゲットに同時に書き込む場合。
  • 複数のセッションが、リカバリテーブルPM_RECOVERYに同時に書き込む場合、
デッドロックが発生すると、セッションのパフォーマンスが低下することがあります。セッションのパフォーマンスを向上させるために、Integration Serviceではセッションでターゲットへの書き込みに使用するターゲット接続グループの数を増やすことができます。セッションで各ターゲットに対して個別のターゲット接続グループを使用するには、各ターゲットインスタンスに対して個別のデータベース接続名を使用します。各接続名に同じ接続情報を指定できます。
デッドロック時のセッションのリトライは、通常のロードが設定されたターゲットに対して実行できます。このオプションを選択し、ターゲットを一括モードに設定すると、このターゲットではデッドロック時にIntegration Serviceによるターゲット書き込みのリトライが行われません。 また、デッドロックリトライ回数およびデッドロックスリープタイム周期を指定するように、Integration Serviceを設定することもできます。
デッドロック時にセッションをリトライするには、セッションプロパティの[プロパティ]タブをクリックし、[パフォーマンス]設定をスクロールします。