目次

Search

  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. セッションプロパティリファレンス
  17. ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

[詳細]設定

[詳細]設定

[詳細]設定では、制約に基づくロード、ルックアップキャッシュ、およびバッファサイズを設定できます。
以下の表に、[設定オブジェクト]タブの[詳細]設定を示します。
[詳細]設定
説明
制約に基づくロード
Integration Serviceは可能であればプライマリキーと外部キーの制約に基づいてターゲットをロードします。
Cache Lookup() Function
これを選択すると、Integration Serviceはマッピング内のPowerMart 3.5のLOOKUP関数をキャッシュに格納し、マッピングレベルのLOOKUP設定を上書きします。
選択しない場合、Integration Serviceは、マッピングで別の指定がされていなければ、行単位でルックアップを行います。
デフォルトのバッファサイズ
データをソースからターゲットに移動するために使用しようするバッファブロックのサイズ。デフォルトでは、この値を自動に設定します。
自動または数値を指定できます。デフォルトの単位はバイトです。他の単位を指定するには、値にKB、MB、またはGBを追加します。例えば、1048576、1024KB、または1MBと指定します。
連続行のバッファ長
PowerCenter Integration Serviceが読み取る1行のバイト数。ソースフラットファイルのレコードが1024バイトより大きい場合に、この設定をデフォルト値の1024バイトから大きくします。
部分セッションログファイルの最大数
保存する部分ログファイルの最大数です。 このオプションを、セッションログファイルの最大サイズまたはセッションログファイルの最大期間とともに設定します。 デフォルトは1です。
自動メモリ属性で使用できる最大メモリ
実行時にセッションキャッシュサイズが決定されるようにIntegration Serviceを設定する場合に、自動キャッシュに割り当てる最大メモリ。
自動メモリ設定を有効にするには、この属性の値を設定します。デフォルトの単位はバイトです。他の単位を指定するには、値にKB、MB、またはGBを追加します。例えば、1048576、1024KB、または1MBと指定します。
自動メモリ属性で使用できる合計メモリの最大割合(%)
実行時にセッションキャッシュサイズが決定されるようにIntegration Serviceを設定する場合に、自動キャッシュに割り当てるメモリの最大割合。
ルックアップキャッシュを作成するための追加のコンカレントパイプライン
ルックアップキャッシュを事前作成するためにIntegration Serviceで同時に作成できるパイプラインの数を制限します。 事前作成ルックアップキャッシュのプロパティがセッションまたはトランスフォーメーションに対して有効である場合に、このプロパティを設定します。
事前作成ルックアップキャッシュのプロパティが有効である場合、Integration ServiceはLookupトランスフォーメーションがデータを受け取る前にルックアップキャッシュを作成します。 セッションに複数のLookupトランスフォーメーションがある場合、Integration Serviceは作成するルックアップキャッシュごとに追加のパイプラインを作成します。
Integration Serviceが同時に作成できるパイプラインの数を設定するには、[自動]を選択するか、数値を入力します。
  • 自動。Integration Serviceは、ランタイム時に作成できるパイプラインの数を決定します。
  • 数値。Integration Serviceは、指定された数のパイプラインを作成して、ルックアップキャッシュを作成できます。
カスタムプロパティ
セッションに対するIntegration Serviceのカスタムプロパティを設定します。DTMプロセスが開始された後にIntegration Serviceが使用するカスタムプロパティを上書きできます。また、Integration Serviceは、プロパティの上書き値をセッションログに書き込みます。
ルックアップキャッシュの事前作成
Integration Serviceは、Lookupトランスフォーメーションがデータを受け取る前に、ルックアップキャッシュを作成できます。 Integration Serviceは、複数のルックアップキャッシュを同時に作成してパフォーマンスを向上させることができます。
この設定は、マッピングまたはセッションで設定できます。 Lookupトランスフォーメーションオプションを[自動]に設定した場合、Integration Serviceはセッションレベルの設定を使用します。
次のいずれかのオプションを設定します。
  • 自動。Integration Serviceは、このセッションに設定された値を使用します。
  • 常に許可。Integration Serviceは、ルックアップトランスフォーメーションが最初のソース行を受け取る前に、ルックアップキャッシュを作成できます。 Integration Serviceは追加のパイプラインを作成して、キャッシュを作成します。
  • 常に不許可。Integration Serviceは、ルックアップトランスフォーメーションが最初の行を受け取る前に、ルックアップキャッシュを作成できません。
Integration Serviceが同時に作成できるパイプラインの数を設定する必要があります。 ルックアップキャッシュ作成セッションのプロパティ用に追加のコンカレントパイプラインを設定します。 このプロパティがゼロより大きい場合、Integration Serviceはルックアップキャッシュを事前作成できます。
Datetimeフォーマット文字列
セッション設定オブジェクトに定義されている日付/時刻形式。デフォルトフォーマットでは、MM/DD/YYYY HH24:MI:SS.USのようにマイクロ秒が指定されます。
秒、ミリ秒、ナノ秒のいずれかを指定できます。
MM/DD/YYYY/ HH24:MI:SS。秒を指定します。
MM/DD/YYYY HH24:MI:SS.MS。ミリ秒を指定します。
MM/DD/YYYY HH24:MI:SS.US。マイクロ秒を指定します。
MM/DD/YYYY HH24:MI:SS.NS。ナノ秒を指定します。
85以前のタイムスタンプの互換性
8.5以前のバージョンとの互換性維持のために、サブ秒は切り捨てられます。Integration ServiceにおいてOracle Timestampデータ型は、Oracle Dateデータ型に変換されます。サブ秒データ切り捨ての対象となるソース、ターゲット、およびトランスフォーメーションは、次のとおりです。
  • リレーショナルソースおよびターゲット
  • XMLソースおよびターゲット
  • SQLトランスフォーメーション
  • XML Generatorトランスフォーメーション
  • XML Parserトランスフォーメーション
デフォルトでは無効になっています。