目次

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  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. セッションプロパティリファレンス
  17. ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

PowerExchange for Amazon S3接続

PowerExchange for Amazon S3接続

Amazon S3接続の設定時に、PowerCenter統合サービスがAmazon S3への接続に使用する接続属性を定義します。
次の表に、Amazon S3接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
名前
Amazon S3接続の名前。
タイプ
Amazon S3接続タイプ。
アクセスキー
Amazonアカウントリソースへのアクセスに使用するアクセスキーID。
AWS Identity and Access Management(IAM)認証を使用しない場合は必須です。
接続を作成する前に有効なAWS資格情報を所有していることを確認してください。
秘密鍵
Amazonアカウントリソースへのアクセス時に使用するシークレットアクセスキー。この値はアクセスキーに関連付けられており、アカウントを一意に識別します。アクセスキーIDを指定する場合は、この値を指定する必要があります。
AWS Identity and Access Management(IAM)認証を使用しない場合は必須です。
フォルダパス
Amazon S3オブジェクトへの完全なパス。バケット名と任意のフォルダ名が含まれている必要があります。フォルダパスの末尾にスラッシュを使用しないでください。
例:
<バケット名>/<フォルダ名>
マスタ対称キー
オプション。クライアントサイド暗号化を有効にする場合に、256ビットのAES暗号化キーをBase64形式で指定します。暗号化キーは、サードパーティ製ツールを使用して生成できます。
値を指定する場合は、ターゲットセッションのプロパティで暗号化タイプをクライアント側の暗号化として指定するようにしてください。
顧客マスタキーID
オプション。AWS Key Management Service(AWS KMS)によって生成された顧客マスタキーIDまたはエイリアス名を指定します。Amazon S3バケットが存在するリージョンの顧客マスタキーを生成する必要があります。次のいずれかの値を指定できます。
顧客が生成した顧客マスタキー
クライアントサイドまたはサーバーサイドの暗号化を有効にします。
デフォルトの顧客マスタキー
クライアントサイドまたはサーバーサイドの暗号化を有効にします。アカウントの管理者ユーザーのみがデフォルトの顧客マスタキーIDを使用してクライアントサイド暗号化を有効にできます。
コードページ
Amazon S3ソースと互換性のあるコードページ。次のいずれかのコードページを選択します。
  • MS Windows Latin 1。ISO 8859-1 Western Europeanデータの場合に選択します。
  • UTF-8。UnicodeおよびUnicode以外のデータの場合に選択します。
  • Shift-JIS。ダブルバイト文字データの場合に選択します。
  • ISO 8859-15 Latin 9(Western European)。
  • ISO 8859-2 Eastern European。
  • ISO 8859-3 Southeast European。
  • ISO 8859-5 Cyrillic。
  • ISO 8859-9 Latin 5(Turkish)。
  • IBM EBCDIC International Latin-1。
リージョン名
Amazon S3バケットを使用可能なリージョンの名前。次のいずれかのリージョンを選択します。
  • アジアパシフィック(ムンバイ)
  • アジアパシフィック(ソウル)
  • アジアパシフィック(シンガポール)
  • アジアパシフィック(シドニー)
  • アジアパシフィック(東京)
  • AWS GovCloud
  • カナダ(中部)
  • 中国(北京)
  • 欧州(アイルランド)
  • 欧州(フランクフルト)
  • 南米(サンパウロ)
  • 米国東部(オハイオ)
  • 米国東部(バージニア北部)
  • 米国西部(北カリフォルニア)
  • 米国西部(オレゴン)
デフォルトは[米国東部(バージニア北部)]です。
形式オプション
区切り文字、テキスト修飾子、またはエスケープ文字を選択します。
カンマ、タブ、コロン、セミコロン以外の区切り文字を指定する場合は、ファイル形式オプションとして
[その他]
を選択する必要があります。
[その他]
オプションに区切り文字を指定すると、PowerCenter統合サービスによりエラーメッセージが表示されたり、フィールドまたはメタデータが予期したとおりに取得されない場合があります。ファイル形式オプションとして、区切り文字に対して
[その他]
オプションを使用する場合は、以下のガイドラインに従う必要があります。
  • 区切り文字として、#、@、&、~など、コンマを除く単一の特殊文字を使用する必要があります。
  • 区切り文字としてマルチバイト文字を使用することはできません。
  • 区切り文字には、'や"などのテキスト修飾子を使用することはできません。
Workflow ManagerでAmazon S3接続を設定する際には、このプロパティは使用できません。