目次

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  1. はじめに
  2. パイプラインのパーティション化について
  3. パーティションポイント
  4. パーティションタイプ
  5. プッシュダウンの最適化
  6. プッシュダウンの最適化およびトランスフォーメーション
  7. リアルタイム処理
  8. コミットポイント
  9. 行エラーのロギング
  10. ワークフローリカバリ
  11. 停止と強制終了
  12. コンカレントワークフロー
  13. グリッド処理
  14. ロードバランサ
  15. ワークフロー変数
  16. セッションのパラメータおよび変数
  17. パラメータファイル
  18. FastExport
  19. 外部データのロード
  20. FTP
  21. セッションのキャッシュ
  22. 差分集計
  23. セッションログインタフェース
  24. バッファメモリについて
  25. 高精度データ

詳細ワークフローガイド

詳細ワークフローガイド

Decimal

Decimal

高精度を有効にせずにセッションを実行すると、Integration Serviceは10進値をDouble値に変換します。 トランスフォーメーションのDecimalデータタイプは28桁までの精度をサポートしますが、Doubleデータタイプは15桁までの精度をサポートします。 したがって、15桁を超える精度を持つ10進値の場合、精度の損失が発生します。
例えば、Decimal(20,0)を使用して数値40012030304957666903を渡すマッピングがあるとします。高精度でセッションを実行しない場合、Integration Serviceは10進値をDouble値に変換し、4.00120303049577 x 10
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を渡します。
最大28桁の精度を確保するためには、Decimalデータタイプを使用して、セッションプロパティで高精度を有効にします。 高精度でセッションを実行すると、Integration Serviceは10進値をDecimalとして処理します。 計算結果が、精度が28桁より大きい値にならない限り、精度の損失は発生しません。 この場合、Integration Serviceは結果をDouble値として保存します。