目次

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  1. はじめに
  2. パイプラインのパーティション化について
  3. パーティションポイント
  4. パーティションタイプ
  5. プッシュダウンの最適化
  6. プッシュダウンの最適化およびトランスフォーメーション
  7. リアルタイム処理
  8. コミットポイント
  9. 行エラーのロギング
  10. ワークフローリカバリ
  11. 停止と強制終了
  12. コンカレントワークフロー
  13. グリッド処理
  14. ロードバランサ
  15. ワークフロー変数
  16. セッションのパラメータおよび変数
  17. パラメータファイル
  18. FastExport
  19. 外部データのロード
  20. FTP
  21. セッションのキャッシュ
  22. 差分集計
  23. セッションログインタフェース
  24. バッファメモリについて
  25. 高精度データ

詳細ワークフローガイド

詳細ワークフローガイド

INFA_OutputSessionLogMsg

INFA_OutputSessionLogMsg

void INFA_OutputSessionLogMsg(       void * dllContext,       time_t curTime,       INFA_UINT32 severity,       const INFA_UNICHAR * msgCategoryName,       INFA_UINT32 msgCode,       const INFA_UNICHAR * msg,       const INFA_UNICHAR * threadDescription);
Integration Serviceは、イベントを記録するたびに、この関数を呼び出します。この関数に渡されるパラメータには、ログイベントメッセージのさまざまな要素が含まれます。このパラメータは、ログ出力の形式をカスタマイズしたり、メッセージをフィルタリングする際に使用できます。
INFA_OutputSessionLogMsgには、以下のパラメータがあります。
パラメータ
データ型
説明
dllContext
未指定
共有ライブラリに固有のユーザ定義情報。このパラメータは、ネットワーク接続に関連する情報を格納したり、セッションログ出力の処理中に必要となるメモリを割り当てる際に使用できます。共有ライブラリは、このパラメータに関連付けられたメモリの割り当ておよび割り当て解除を行う必要があります。
curTime
time_t
Integration Serviceによりイベントが記録される時刻。
severity
符号なしのint型
ログイベントメッセージのタイプを示すコード。イベントログでは、以下の重要度コードが使用されます。
32:デバッグメッセージ
8:情報メッセージ
2:エラーメッセージ
4: 警告メッセージ
msgCategoryName
定数
unsigned short
ログイベントメッセージのカテゴリを示すコードのプレフィックス。
次のメッセージ例で、文字列
BLKR
はmsgCategoryNameパラメータに渡される値です。
READER_1_1_1> BLKR_16003 Initialization completed successfully.
msgCode
符号なしのint型
ログイベントメッセージを識別する番号。
次の例で、文字列
16003
はmsgCodeパラメータに渡される値です。
READER_1_1_1> BLKR_16003 Initialization completed successfully.
msg
定数
unsigned short
ログイベントメッセージのテキスト。
次の例で、文字列
Initialization completed successfully
はmsgパラメータに渡される値です。
READER_1_1_1> BLKR_16003 Initialization completed successfully.
threadDescription
定数
unsigned short
イベントログを生成しているスレッドを示すコード。
次の例で、文字列
READER_1_1_1
はthreadDesciptionパラメータに渡される値です。
READER_1_1_1> BLKR_16003 Initialization completed successfully.