目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

IS_NUMBER

IS_NUMBER

文字列が正しい数値であるかどうかを返します。
正しい数値は、以下の要素から構成されています。
  • 数値の前のスペース(なくともよい)
  • 符号(+/-)(なくともよい)
  • 1つまたは複数の数字、および小数点(なくともよい)
  • 科学的記法(なくともよい)。たとえば、文字‘e’または‘E’(Windowsでは文字‘d’または‘D’)に符号(+/-)が続き、そのあとに1つまたは複数の数字が続く(符号はなくともよい)。
  • 数値のあとのスペース(なくともよい)
以下のものはすべて正しい数値です。
' 100  ' '   +100' '-100' '-3.45e+32' '+3.45E-32' '+3.45d+32' (
Windows only
) '+3.45D-32' (
Windows only
) '.6804'
IS_NUMBER式のターゲットカラムは、Stringデータ型またはNumericデータ型でなければなりません。
IS_NUMBERを使用して、フラットファイル内のデータをテストまたはフィルタリングしてから、ターゲットに書き込むこともできます。

構文

IS_NUMBER(
value
)
引数
必須/
オプション
説明
value
必須
文字列データ型であること。評価したい行を渡します。有効な式を必要に応じて入力できます。

戻り値

行が正しい数値の場合は、TRUE(1)。
行が正しい数値でない場合は、FALSE(0)。
式の中の値がNULL値である場合は、NULL。

次の式は、ITEM_PRICEカラムの値が正しい数値であるかどうかを確認します。
IS_NUMBER( ITEM_PRICE )
ITEM_PRICE
RETURN VALUE
'123.00'
1 (True)
'-3.45e+3'
1 (True)
'-3.45D-3'
1 (True - Windows only)
'-3.45d-3'
0 (False - UNIX only)
'3.45E-'
0 (False)  
Incomplete number
'    '
0 (False)  Consists entirely of whitespace
''
0 (False)  
Empty string
'+123abc'
0 (False)
'  123'
1 (True)  
Leading whitespace
'123  '
1 (True)  
Trailing whitespace
'ABC'
0 (False)
'-ABC'
0 (False)
NULL
NULL
TO_FLOATなどの数値変換関数を実行する前に、IS_NUMBERを使用してデータをテストできます。例えば、次の式はITEM_PRICEカラムの値を検査し、有効な数字を倍精度の浮動小数点値に変換します。値が有効な数値でない場合、
データ統合
は0.00を返します。
IIF( IS_NUMBER ( ITEM_PRICE ), TO_FLOAT( ITEM_PRICE ), 0.00 )
ITEM_PRICE
RETURN VALUE
'123.00'
123
'-3.45e+3'
-3450
'3.45E-3'
0.00345
'    '
0.00   
Consists entirely of whitespace
''
0.00   
Empty string
'+123abc'
0.00
''  123ABC'
0.00
'ABC'
0.00
'-ABC'
0.00
NULL
NULL