正しい日付とは、デフォルトの日付形式（MM/DD/YYYY HH24:MI:SS）になっている文字列を意味します。テストしたい文字列がデフォルトの日付形式でない場合は、TO_DATEフォーマット文字列を使用して日付の形式を指定します。IS_DATEに渡された文字列が指定されたフォーマット文字列に一致しない場合には、関数はFALSE（0）を返します。文字列がフォーマット文字列に一致する場合には、関数はTRUE（1）を返します。

IS_DATEは、文字列を評価して整数値を返します。

IS_DATE式のターゲットカラムは、Stringデータ型またはNumericデータ型でなければなりません。

IS_DATEを使用して、フラットファイル内のデータをテストまたはフィルタリングしてから、ターゲットに書き込むこともできます。

YYフォーマットの文字列の代わりに、IS_DATEを含むRRフォーマットの文字列を使用します。ほとんどの場合、RRとYYのフォーマット文字列は同じ値を返しますが、場合により、YYが誤った結果を返すことがあります。たとえば、式IS_DATE(‘02/29/00’, ‘YY’)は内部でIS_DATE(02/29/1900 00:00:00)として計算され、FALSEを返します。ただし、

データ統合

はIS_DATE(‘02/29/00’, ‘RR’)の式をIS_DATE(02/29/2000 00:00:00)と計算し、TRUEを返します。前者の場合、1900年はうるう年ではないので、2月29日はありません。

行が正しい日付の場合は、TRUE（1）。

行が正しい日付でない場合は、FALSE（0）。

式の中にNULLの値がある場合、またはフォーマット文字列がNULLである場合は、NULL。

次の式は、INVOICE_DATEカラムの値が正しい日付であるかどうかを確認します。

この式は、以下のようなデータを返します。

次のIS_DATE式では、フォーマット文字列‘YYYY/MM/DD’が指定されています。

文字列がこの形式に一致しない場合、IS_DATEはFALSEを返します。

次の例では、IS_DATEを使ってデータをテストしてから、TO_DATEを使って文字列を日付に変換する方法を示しています。この式は、INVOICE_DATEカラムの値を検査して、正しい日付をそれぞれ日付値に変換します。値が正しい日付ではない場合、

データ統合

はERRORを返し、その行をスキップします。

この例はDate/Time値を返します。そのため、式のターゲットカラムはDate/Time型でなければなりません。