目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

ネストされた構造体

ネストされた構造体

ネストされた構造体は、1つ以上のレベルの構造を含む構造体です。ドット演算子を使用して、最も内側のレベルにある構造体のプリミティブ要素にアクセスできます。ドット演算子を使用して、任意のレベルの構造体にアクセスすることもできます。
ドット演算子を使用して、次の値を返すことができます。
  • 最も内側のレベルにある構造体のプリミティブ要素。
  • 任意のレベルにある1つ以上の構造。
最も内側のレベルにある構造体のプリミティブ要素にアクセスするには、複数のドット演算子を使用します。ネストされた構造体のレベル数によって、使用するドット演算子の数が決まります。戻り値のデータ型は、構造体の要素のデータ型と同じです。
例えば、2つのレベルの構造体を持つネストされた構造体では2つのドット演算子を使用します。最初のドット演算子は、親構造体にアクセスして子構造体を見つけます。次に、2番目のドット演算子が子構造体にアクセスして、子構造体の特定のプリミティブ要素を返します。

2つの子構造体
home_address_info
および
department_info
を含む、次の構造
employee_info_struct
があります。
employee_info_struct{ emp_name: 'Derrick' home_address_info{ city: 'New York' state: NULL department_info{ NULL } }
次の式では、ドット演算子を使用して、構造体
employee_info_struct
から値にアクセスします。
Input Value
RETURN VALUE
employee_info_struct.emp_name
'Derrick'
employee_info_struct.home_address_info
{ city: 'New York' state: NULL }
employee_info_struct.department_info
NULL
employee_info_struct.home_address_info.city
'New York'
employee_info_struct.home_address_info.state
NULL