目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

SUM

SUM

選択されたフィールドのすべての値の合計を返します。オプションとして、合計を計算するために読み込む行を制限するフィルタを適用できます。
SUMには他の集計関数は1つしかネストできません。また、ネストされた関数は数値データ型を返す必要があります。
詳細モードでは集計関数をネストできません。
マッピング
タスクでのみ使用します。

構文

SUM(
numeric_value
[,
filter_condition
] )
引数
必須/
オプション
説明
numeric_value
必須
数値データタイプ。追加したい値を渡します。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。演算子を使用して、さまざまなフィールドの値を加算できます。
filter_condition
オプション
検索される行を制限します。フィルタ条件は数値であるか、TRUE、FALSE、またはNULLの値が求められなければなりません。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。

戻り値

数値。
関数に渡された値がすべてNULLである場合、または行が1つも選択されていない場合(たとえば、フィルタ条件の値がすべての行に対してFALSEまたはNULLであった場合)には、NULLです。

NULL

値の1つがNULLであると、SUMはその値を無視します。ただし、フィールドから渡された値がすべてNULLである場合、SUMはNULLを返します。

Group By

SUMは、トランスフォーメーションで定義したグループ化フィールドに基づいて値をグループ分けし、各グループについて1つの結果を返します。
グループ化フィールドがない場合、SUMはすべての行を1つのグループとして扱い、1つの値を返します。

次の式は、Salesフィールド内の2000を超えるすべての値の合計を返します。
SUM( SALES, SALES > 2000 )
SALES
2500.0
1900.0
1200.0
NULL
3458.0
4519.0
RETURN VALUE:
10477.0

ヒント

SUM関数で合計を計算する前に、SUMに渡す値に算術演算を実行することができます。以下に例を示します。
SUM( QTY * PRICE - DISCOUNT )