目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

RPAD

RPAD

文字列の末尾に空白または文字を追加して、文字列を指定した長さに変換します。

構文

RPAD(
first_string
,
length
[,
second_string
] )
引数
必須/
オプション
説明
first_string
必須
任意の文字列値。変更したい文字列を渡します。有効な式を必要に応じて入力できます。
length
必須
正の整数リテラルでなければなりません。各文字列の希望の長さを指定します。
length
が負の数である場合、RPADはNULLを返します。
second_string
オプション
任意の文字列値。
first_string
値の右側に付加したい文字列を渡します。文字列の末尾に追加したい文字列は、'abc'のように一重引用符で囲みます。この引数は大文字と小文字を区別します。
second_stringを省略すると、関数はfirst_stringの末尾に空白を付加します。

戻り値

指定された長さの文字列。
関数にNULL値を渡した場合、あるいはlengthが負の数の場合は、NULLです。

次の式は、各商品名の末尾に文字列‘.’を追加して、商品名を長さ16文字で返します。
RPAD( ITEM_NAME, 16, '.')
ITEM_NAME
RETURN VALUE
Flashlight
Flashlight......
Compass
Compass.........
Regulator System
Regulator System
Safety Knife
Safety Knife....
RPADは、長さを左から数えます。したがって、元の文字列が指定した長さよりも長い場合は、文字列が右側から切り詰められます。たとえば、RPAD(‘alphabetical’, 5, ‘x’)は文字列‘alpha’を返します。RPADは、必要に応じて
second_string
の一部分を使用します。
次の式は、各商品名の末尾に文字列‘*..*’を追加して、商品名を長さ16文字で返します。
RPAD( ITEM_NAME, 16, '*..*' )
ITEM_NAME
RETURN VALUE
Flashlight
Flashlight*..**.
Compass
Compass*..**..**
Regulator System
Regulator System
Safety Knife
Safety Knife*..*
次の式は、ITEM_NAMEカラムの各行について、
length
引数が負の数の場合にRPADがどのように処理するかを示します。
RPAD( ITEM_NAME, -5, '.')
ITEM_NAME
RETURN VALUE
Flashlight
NULL
Compass
NULL
Regulator System
NULL