目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

IS_SPACES

IS_SPACES

文字列値がスペースだけで構成されているかどうかを返します。スペースとは、空白、改ページ、改行、復帰、タブ、または垂直タブです。
IS_SPACESは、空の文字列をFALSEと評価します。これは、空の文字列にはスペースが含まれないためです。空文字列かどうかをテストするには、LENGTHを使用します。

構文

IS_SPACES(
value
)
引数
必須/
オプション
説明
value
必須
文字列データ型であること。評価したい行を渡します。有効な式を必要に応じて入力できます。

戻り値

行がスペースだけから構成されている場合は、TRUE(1)。
行にデータが含まれている場合は、FALSE(0)。
式の中の値がNULL値である場合は、NULL。

次の式は、ITEM_NAMEカラムを検査して、スペースだけから構成されている行を探します。
IS_SPACES( ITEM_NAME )
ITEM_NAME
RETURN VALUE
Flashlight
0 (False)
      
1 (True)
Regulator system
0 (False)
NULL
NULL
''
0 (FALSE) (
Empty string does not contain spaces.)

ヒント

IS_SPACESを使用して、ターゲットテーブル内の文字を取る列にスペースを書き込むことを回避します。例えば、ターゲットテーブル内の固定長CHAR(5)カラムに顧客名を書き込む場合、スペースの代わりに‘00000’を書き込む場合もあります。その場合、以下のような式を作成できます。
IIF( IS_SPACES( CUST_NAMES ), '00000', CUST_NAMES )