目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

多次元配列

多次元配列

多次元配列は配列の配列です。添字演算子を使用して、最も内側のレベルにある配列のプリミティブ要素にアクセスできます。添字演算子を使用して、任意のレベルの配列にアクセスできます。
添字演算子を使用して、次の値を返すことができます。
  • 最も内側のレベルにある配列内のプリミティブ要素。
  • 任意のレベルにある1つ以上の配列。
  • 任意のレベルにある1つ以上の配列のサブセット。
最も内側のレベルにある配列のプリミティブ要素にアクセスするには、複数の添字演算子を使用します。多次元配列の次元数によって、使用する添字演算子の数が決まります。各添字演算子には1つのインデックス値を含める必要があります。戻り値のデータ型は、配列のプリミティブ要素のデータ型と同じです。
例えば、2次元配列では2つの添字演算子を使用します。最初の添字演算子は親配列にアクセスします。2番目の添字演算子は、親配列内の子配列にアクセスします。

3つの子配列を含み、各子配列に文字列要素が含まれる次の2次元の親配列を考えてみます。
menu_array = [ ['milk','coffee','tea','chai'], ['ham','turkey',NULL], ['caesar','cobb','greek','chipotle'] ]
添字演算子を使用して、次のタイプの要素にアクセスできます。
プリミティブ要素
次の式では、2つの添字演算子を使用して、親配列
menu_array
内の各子配列の特定文字列要素にアクセスします。
Input Value
RETURN VALUE
menu_array[0][1]
'coffee'
menu_array[2][3]
'chipotle'
menu_array[1][2]
NULL
配列要素
次の式では、単一の添字演算子を使用して、親配列
menu_array
内の子配列にアクセスします。
Input Value
RETURN VALUE
menu_array[0]
['milk','coffee','tea','chai']
menu_array[0,2]
[ ['milk','coffee','tea','chai'], ['ham','turkey',NULL] ]
menu_array[1,0]
[ ]
menu_array[NULL,2]
NULL
配列要素のサブセット
次の式では、2つの添字演算子を使用して、親配列
menu_array
内の子配列のサブセットにアクセスします。
Input Value
RETURN VALUE
menu_array[0][0,2]
['milk','coffee']
menu_array[2][0,3]
['caesar','cobb','greek']
menu_array[0,2][0,3]
[ ['milk','coffee','tea'], ['ham','turkey',NULL] ]