目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

AES_ENCRYPT

AES_ENCRYPT

暗号化された形式でバイナリデータを返します。
データ統合
は、電子符号表(ECB)モードの動作でAdvanced Encryption Standard(AES)アルゴリズムを使用します。AESアルゴリズムは、128ビット暗号化を使用するFIPS承認済みの暗号化アルゴリズムです。
この関数を使用して、機密データが必要以上に露出されることを回避します。例えばデータベースに社会保険番号を格納する場合、AES_ENCRYPT関数を使用して社会保険番号を暗号化し、機密性を確保します。

構文

AES_ENCRYPT (
value, key
)
引数
必須/
オプション
説明
value
必須
文字列データ型。暗号化する値。
key
必須
文字列データ型。精度16文字以下。

戻り値

暗号化されたBinary値。
NULL値を入力した場合は、NULLです。

以下の例では、社会保険番号の暗号化された値が返されます。この例では、
データ統合
は、SUBSTR関数を使用して社会保険番号の始めの3桁の数字からキーを引き出します。
AES_ENCRYPT( SSN, SUBSTR( SSN,1,3 ))
SSN
ENCRYPTED VALUE
832-17-1672
07FB945926849D2B1641E708C85E4390
832-92-4731
9153ACAB89D65A4B81AD2ABF151B099D
832-46-7552
AF6B5E4E39F974B3F3FB0F22320CC60B
832-53-6194
992D6A5D91E7F59D03B940A4B1CBBCBE
832-81-9528
992D6A5D91E7F59D03B940A4B1CBBCBE

ヒント

ターゲットでバイナリデータがサポートされていない場合、ENC_BASE64関数でAES_ENCRYPTを使用して、データベースと互換性のある形式でデータを保存します。