目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

ウィンドウ関数としてのネストされた集計関数

ウィンドウ関数としてのネストされた集計関数

ウィンドウ関数内にネストされた集計関数は、パーティションごとに個別の計算を実行します。
ネストされた集計関数を式トランスフォーメーションに含め、そのトランスフォーメーションをウィンドウ関数用に設定した場合、関数はパーティションごとに個別の計算を実行します。
データをP2でパーティション化し、先行する行および後続のすべての行のフレームを指定します。ウィンドウ関数は次の計算を実行します。
  1. COUNT (P1)により、各行に1つの値を生成します。COUNTは、パーティションの行のうち、NULL以外の値を持つ行の数を返します。
  2. その値のMEDIANは、COUNTによって生成された値のウィンドウのメジアンを生成します。
ウィンドウ関数は次の出力を生成します。
P1
P2
Output
10
1
3
7
1
3
12
1
3
11
2
4
13
2
4
8
2
4
10
2
4
複数のウィンドウ関数を使用して、集計関数をネストできます。以下に例を示します。
LAG ( LEAD( MAX( FIRST ( p1 )))
複数のウィンドウ関数LEADとLAGをネストすることはできますが、複数の集計関数を1つの集計関数内にネストすることはできません。