目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

構造体の配列

構造体の配列

構造体の配列は構造体要素を持つ配列です。添字演算子とドット演算子の組み合わせを使用して、子構造体と子構造体の要素にアクセスします。
親配列内の子構造体の要素にアクセスするには、添字演算子の後にドット演算子を使用します。戻り値を変更せずに、演算子の順序を反転することもできます。

次のような構造体
employee_info_array
の配列があります。
employee_info_array = [ derrick_struct{ name: 'Derrick' city: NULL state: 'NY' }, kevin_struct{ name: 'Kevin' city: 'Redwood City' state: 'CA' }, lauren_struct{ name: 'Lauren' city: 'Woodcliff Lake' state: NULL } ]
次のいずれかの順序で複合演算子を使用して、いずれかの子構造体の要素にアクセスできます。
添字演算子を使用してから、ドット演算子を使用する。
演算子は、次の順序で構造体の配列にアクセスします。
  1. 添字演算子が配列内のインデックス付き要素にアクセスし、構造体を返します。
  2. ドット演算子が構造体内の要素にアクセスします。
例えば、次の式では、添字演算子とその後にドット演算子を使用して、配列
employee_info_array
の要素にアクセスします。
Input Value
RETURN VALUE
employee_info_array[0].name
'Derrick'
employee_info_array[1].city
'Redwood City'
employee_info_array[2].state
NULL
ドット演算子を使用してから、添字演算子を使用する。
演算子は、次の順序で構造体の配列にアクセスします。
  1. ドット演算子は、各構造体から同じ名前の要素を検索し、配列を返します。
  2. 添字演算子が配列内のインデックス付き要素にアクセスします。
例えば、次の式は、ドット演算子を使用して配列
employee_info_array
の要素にアクセスする場合の戻り値を示しています。
Input Value
RETURN VALUE
employee_info_array.name
['Derrick','Kevin','Lauren']
employee_info_array.city
[NULL,'Redwood City','Woodcliff Lake']
employee_info_array.state
['NY','CA',NULL]
次の式は、ドット演算子とその後に添字演算子を使用して配列
employee_info_array
の要素にアクセスする場合の戻り値を示しています。
Input Value
RETURN VALUE
employee_info_array.name[0]
'Derrick'
employee_info_array.city[1]
'Redwood City'
employee_info_array.state[2]
NULL
添字演算子とドット演算子のどちらを先に使用しても戻り値が同じであることに注意してください。例えば、式
employee_info_array[0].name
employee_info_array.name[0]
の戻り値は同じ
'Derrick'
です。