目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

LPAD

LPAD

文字列の先頭にいくつかの空白または文字を追加して、文字列を指定した長さにします。

構文

LPAD(
first_string
,
length
[,
second_string
] )
引数
必須/
オプション
説明
first_string
必須
文字列。変更したい文字列を渡します。有効な式を必要に応じて入力できます。
length
必須
正の整数リテラルでなければなりません。この引数は、各文字列の希望の長さを指定します。
length
が負の数である場合、RPADはNULLを返します。
second_string
オプション
任意の文字列値。
first_string
値の左側に付加したい文字列。有効な式を必要に応じて入力できます。特定の文字列リテラルを入力できます。ただし、文字列の先頭に追加する文字は、'abc'のように一重引用符で囲みます。この引数は大文字と小文字を区別します。
second_string
を省略すると、関数は最初の文字列の先頭に空白を付加します。

戻り値

指定された長さの文字列。
関数にNULL値を渡した場合、あるいは
length
が負の数の場合は、NULLです。

次の式は、数値の先頭にゼロを付加して、数値を6桁に標準化します。
LPAD( PART_NUM, 6, '0')
PART_NUM
RETURN VALUE
702
000702
1
000001
0553
000553
484834
484834
LPADは、長さを左から数えます。元の文字列が指定した長さよりも長い場合は、文字列が右側から切り詰められます。たとえば、LPAD(‘alphabetical’, 5, ‘x’)は文字列‘alpha’を返します。
付加する文字列が、指定された長さを返すために必要な文字数よりも長い場合は、その文字列の一部分が使用されます。
LPAD( ITEM_NAME, 16, '*..*' )
ITEM_NAME
RETURN VALUE
Flashlight
*..**.Flashlight
Compass
*..**..**Compass
Regulator System
Regulator System
Safety Knife
*..*Safety Knife
次の式は、ITEM_NAMEカラムの各行について、
length
引数が負の数の場合にLPADがどのように処理するかを示します。
LPAD( ITEM_NAME, -5, '.')
ITEM_NAME
RETURN VALUE
Flashlight
NULL
Compass
NULL
Regulator System
NULL