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目次

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  1. はじめに
  2. 関数リファレンス
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 日付
  6. 関数
  7. システム変数
  8. データ型リファレンス

関数リファレンス

関数リファレンス

AVG

AVG

行のグループのすべての値の平均を返します。オプションとして、平均を計算するために読み込む行を制限するフィルタを適用できます。
AVGには他の集計関数は1つしかネストできません。また、ネストされた関数は数値データ型を返す必要があります。
詳細モードでは集計関数をネストできません。
マッピング
タスクでのみ使用します。

構文

AVG(
numeric_value
[,
filter_condition
] )
引数
必須/
オプション
説明
numeric_value
必須
数値データタイプ。平均を計算したい値を渡します。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。
filter_condition
オプション
検索される行を制限します。フィルタ条件は数値であるか、TRUE、FALSE、またはNULLの値が求められなければなりません。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。

戻り値

数値。
関数に渡された値がすべてNULLである場合、または行が1つも選択されていない場合(たとえば、フィルタ条件の値がすべての行に対してFALSEまたはNULLであった場合)には、NULLです。

NULL

値がNULLであると、AVGはその行を無視します。ただし、渡されたすべての値がNULLである場合には、NULLを返します。

Group By

AVGは、トランスフォーメーションで定義したグループ化フィールドに基づいて値をグループ分けし、各グループについて1つの結果を返します。
グループ化フィールドがない場合には、AVGはすべての行を1つのグループとして扱い、1つの値を返します。

次の式は、懐中電灯の平均卸売り原価を返します。
AVG( WHOLESALE_COST, ITEM_NAME='Flashlight' )
ITEM_NAME
WHOLESALE_COST
Flashlight
35.00
Navigation Compass
8.05
Regulator System
150.00
Flashlight
29.00
Depth/Pressure Gauge
88.00
Flashlight
31.00
RETURN VALUE:
31.66

ヒント

AVG関数で平均を計算する前に、AVGに渡す値に算術演算を実行することができます。以下に例を示します。
AVG( QTY * PRICE - DISCOUNT )