目次

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  1. はじめに
  2. Informatica Data Engineering Integrationについて
  3. マッピング
  4. マッピングの最適化
  5. ソース
  6. ターゲット
  7. トランスフォーメーション
  8. Pythonトランスフォーメーション
  9. データプレビュー
  10. クラスタワークフロー
  11. プロファイル
  12. 監視
  13. 階層データ処理
  14. 階層データ処理設定
  15. スキーマが変更された階層データの処理
  16. インテリジェント構造モデル
  17. ブロックチェーン
  18. ステートフルコンピューティング
  19. 付録 A: 接続リファレンス
  20. 付録 B: データ型リファレンス
  21. 付録 C: 関数リファレンス

あなたは自動車保険会社のデータアーキテクトです。各地方支店で、すべての保険金請求のデータベースを維持しています。2つの支店の車両保険情報を単一のデータセットにプルしてから、移動したデータの正確性を検証する必要があります。
両方の入力テーブルに、ClaimTypeを含む各保険金請求に関する情報が含まれています。ClaimTypeは、車両保険、対物賠償責任補償、盗難補償など、いくつかの値のいずれかを指定できる文字列値です。各支店からすべての請求データを読み取り、車両保険データのみを単一のターゲットに書き込むマッピングがあります。
このデータを監査するには、次のタスクを実行します。
1. ルールを定義します。
まず、各ソースとターゲットの車両衝突事故の件数を計算する必要があります。
次の表に、作成するルールを示します。
名前
トランスフォーメーション
フィルタ
タイプ
実行オーバーライド
Branch1_Collisions
Read_Branch1
ClaimType
claim_type = "Collision"
COUNT
デフォルト
Branch2_Collisions
Read_Branch2
ClaimType
claim_type = "Collision"
COUNT
デフォルト
Combined_Collisions
Write_Combined
ClaimType
COUNT
デフォルト
2. 条件を定義します。
結合されたテーブルに両方のソースからの車両保険情報がすべて含まれていることを確認するには、入力行の数を出力行の数と比較する条件を作成します。
次の表に、作成する条件を示します。
名前
Collision_count_match
Branch1_Collisions + Branch2_Collisions = Combined_Collisions
3. 格納場所を設定します。
監査結果の格納場所を設定します。
4. マッピングを実行して監視します。
[監査を有効にします]
チェックボックスをオンにしてからマッピングを実行します。
5. 結果を表示します。
[監査ビューアー]
に、監査ルールについて次の結果が表示されます。
結果
名前
トランスフォーメーション
フィルタ
タイプ
実行オーバーライド
215
Branch1_Collisions
Read_Branch1
ClaimType
claim_type = "Collision"
COUNT
デフォルト
324
Branch2_Collisions
Read_Branch2
ClaimType
claim_type = "Collision"
COUNT
デフォルト
539
Combined_Collisions
Write_Combined
ClaimType
COUNT
デフォルト
監査条件について次の結果が表示されます。
結果
名前
合格
Collision_count_match
Branch1_Collisions + Branch2_Collisions = Combined_Collisions