目次

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  1. はじめに
  2. Informatica Data Engineering Integrationについて
  3. マッピング
  4. マッピングの最適化
  5. ソース
  6. ターゲット
  7. トランスフォーメーション
  8. Pythonトランスフォーメーション
  9. データプレビュー
  10. クラスタワークフロー
  11. プロファイル
  12. 監視
  13. 階層データ処理
  14. 階層データ処理設定
  15. スキーマが変更された階層データの処理
  16. インテリジェント構造モデル
  17. ブロックチェーン
  18. ステートフルコンピューティング
  19. 付録 A: 接続リファレンス
  20. 付録 B: データ型リファレンス
  21. 付録 C: 関数リファレンス

例: IDカラムの非パーティション化データへの追加

例: IDカラムの非パーティション化データへの追加

センサを使用してシステムの健全性をモニタする太陽熱発電を組織によって運営します。現在、各センサはその位置で識別されます。これに代わって、IDを使用して各センサを識別し、今後のデータ分析を簡略化します。
センサ出力から次のデータを収集します。
SensorLocation
LastReadingTime
Area A
7/9/2019 11:36:09
Area B
7/9/2019 16:43:42
Area C
7/9/2019 13:23:53
IDカラムを追加して、ID値を各センサに割り当てるには、次の手順を実行します。
手順1.Pythonトランスフォーメーションを作成します。
パッシブPythonトランスフォーメーションを作成します。
手順2.データをPythonトランスフォーメーションに渡します。
マッピングのアップストリームトランスフォーメーションからPythonトランスフォーメーションにデータを渡します。
データをPythonトランスフォーメーションに渡すと、Pythonトランスフォーメーションに次の入力ポートが追加されます。
  • SensorLocation
  • LastReadingTime
手順3.出力ポートを作成します。
Pythonトランスフォーメーションの[ポート]タブを使用して、IDカラムを表す出力ポート
SensorID_out
を作成します。
また、次の出力ポートを作成して、受信データをダウンストリームトランスフォーメーションに渡します。
  • SensorLocation_out
  • LastReadingTime_out
手順4.各行のID値を設定します。
[入力時]タブで、次のコードを使用して処理される各行のID値を設定し、データを出力ポートに書き込みます。
SensorID="".join(str(x) for x in map(ord, SensorLocation)) SensorID_out = SensorID SensorLocation_out = SensorLocation LastReadingTime_out = LastReadingTime
手順5.マッピングを実行します。
Pythonトランスフォーメーションの出力ポートが書き込みトランスフォーメーションに直接リンクされている場合、ターゲットにはマッピング実行後に次のデータが含まれます。
SensorID_out
SensorLocation_out
LastReadingTime_out
65114101973265
Area A
7/9/2019 11:30:00
65114101973266
Area B
7/9/2019 11:35:00
65114101973267
Area C
7/9/2019 11:40:00