目次

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  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. 付録 A: セッションプロパティリファレンス
  17. 付録 B: ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

PowerExchange for Google BigQuery接続

PowerExchange for Google BigQuery接続

Google BigQuery接続の設定時に、PowerCenter統合サービスがGoogle BigQueryデータベースへの接続に使用する接続属性を定義します。
次の表に、Google BigQuery接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
サービスアカウントID
サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるclient_email値を指定します。
サービスアカウントキー
サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるprivate_key値を指定します。
接続モード
Google BigQueryとの間でのデータの読み書きに使用するモード。
次のいずれかの接続モードを選択します。
  • 簡易。レコードデータ型フィールド内の各フィールドを、マッピング内の個別のフィールドとしてフラット化します。
  • 混合。レコードデータ型のフィールドを含むGoogle BigQueryテーブル内のすべての最上位のフィールドを表示します。Google BigQueryコネクタは、最上位のレコードデータ型のフィールドを、マッピング内の文字列データ型の単一のフィールドとして表示します。
  • 複合。Google BigQueryテーブル内のすべての列を、マッピング内の文字列データ型の単一のフィールドとして表示します。
デフォルトは[簡易]です。
スキーマ定義のファイルパス
PowerExchange統合サービスが、Google BigQueryテーブルのサンプルスキーマと一緒にJSONファイルを作成する必要があるクライアントマシン上のディレクトリを指定します。JSONファイル名は、Google BigQueryテーブル名と同じです。
または、PowerExchange統合サービスが、Google BigQueryテーブルのサンプルスキーマと一緒にJSONファイルを作成する必要があるGoogle Cloud Storage内のストレージパスを指定します。JSONファイルは、Google Cloud Storage内の指定したパスからローカルマシンにダウンロードできます。
プロジェクトID
サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるproject_id値を指定します。
同じサービスアカウントを使用して複数のプロジェクトを作成した場合、接続先のデータセットが含まれるプロジェクトのIDを入力します。
ストレージパス
このプロパティは、大量のデータを読み書きするときに適用されます。
データを一時的に格納するために、PowerExchange統合サービスがローカルステージファイルを作成するGoogle Cloud Storage内のパス。
バケット名、またはバケット名とフォルダ名のいずれかを入力できます。
例えば、
gs://<bucket_name>
または
gs://<bucket_name>/<folder_name>
を入力します。
データセットID
PowerExchange for Google BigQueryには適用されません。
従来のSQLをカスタムクエリに使用
レガシーSQLを使用してカスタムクエリを定義します。
このオプションを選択しない場合、カスタムクエリの定義に標準SQLを使用する必要があります。
カスタムクエリのデータセット名
カスタムクエリを定義する際は、Google BigQueryデータセットを指定する必要があります。
リージョンID
Google BigQueryデータセットが存在するリージョン名。
例えば、ラスベガスリージョンにあるGoogle BigQueryデータセットに接続する場合は、
[リージョンID]
として
[us-west4]
を指定します。
[ストレージパス]
接続プロパティで、Google BigQueryのデータセットと同じリージョンにあるバケット名、またはバケット名とフォルダ名を指定していることを確認します。
Google BigQueryでサポートされているリージョンの詳細については、次のGoogle BigQueryのドキュメントを参照してください:https://cloud.google.com/bigquery/docs/locations
オプションのプロパティ
カスタムプロパティを介して特定のソースおよびターゲット機能を設定できるかどうかを指定します。
以下のいずれかのオプションを選択することができます。
  • なし。カスタムプロパティを設定しない場合に選択します。
  • 必須。カスタムプロパティを指定して、ソースおよびターゲットの機能を設定する場合に選択します。
デフォルトは[なし]です。
オプションのプロパティの指定
追加のソースおよびターゲット機能を有効にするためのカスタムプロパティのカンマ区切りのキーと値のペア。
オプションのプロパティで
[必須]
を選択した場合にのみ表示されます。