目次

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  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. 付録 A: セッションプロパティリファレンス
  17. 付録 B: ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

以下のマッピングは、制約に基づくロードを実行するように設定されています。
このマッピングには2つのパイプラインがあります。1つのパイプラインに、式トランスフォーメーションに接続されている4つのターゲットが含まれています。1つのパイプラインに、アグリゲータトランスフォーメーションに接続されている2つのターゲットが含まれています。
最初のパイプラインでは、テーブルT_1にはプライマリキーがあります。T_2とT_3には、T_1のプライマリキーを参照する外部キーがあります。T_3には、T_4が外部キーとして参照するプライマリキーがあります。
これらのテーブルは単一のアクティブソースSQ_Aからレコードを受け取るので、Integration Serviceは以下の順序で行をターゲットにロードします。
  1. T_1
  2. T_2およびT_3(特定の順序はない)
  3. T_4
T_1には外部キー依存性がなく、T_2とT_3によって参照されるプライマリキーが含まれるため、Integration ServiceはT_1を最初にロードします。 Integration Serviceは次に、T_2とT_3をロードしますが、T_2とT_3には依存性がないので、この2つのロードの順序は特に決まっていません。 Integration ServiceはT_4を最後にロードします。これは、T_4にはT_3のプライマリキーを参照する外部キーがあるからです。
ターゲットの最初のセットをロードした後、Integration ServiceはソースBの読み込みを開始します。T_5とT_6の間にキーリレーションがなければ、Integration Serviceは両方のターゲットに対して通常のロードを行います。
T_6にはT_5内のプライマリキーを参照する外部キーがある場合、T_5とT_6は、単一のアクティブソースAggregator AGGTRANSからデータを受け取るので、Integration Serviceは次の順序でテーブルに行をロードします。
  • T_5
  • T_6
各ターゲットに同じデータベース接続を使用し、デフォルトのパーティションプロパティを使用した場合には、T_1、T_2、T_3、T_4は同じターゲット接続グループに置かれます。各ターゲットに同じデータベース接続を使用し、デフォルトのパーティションプロパティを使用した場合には、T_5とT_6は共に別のターゲット接続グループに置かれます。Integration Serviceでは、T_5とT_6は最初の4つのターゲットとは別のターゲットロード順グループに属しているため、別のターゲット接続グループに含まれます。