目次

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  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. 付録 A: セッションプロパティリファレンス
  17. 付録 B: ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

メールを処理するためのサービス変数の使用

メールを処理するためのサービス変数の使用

サービス変数を使用して、[メール]タスクのメール、セッション実行後に発信されるメール、および一時停止メールを処理します。Integration Serviceの環境設定を行う場合は、サービス変数を設定します。 ドメイン管理者でこれらの変数を確認することが必要になる場合があります。メールの宛先に以下のサービス変数を使用できます。
  • $PMSuccessEmailUser。
    セッションが正常に完了したときにメールを受信するユーザーのメールアドレスを定義します。 セッション実行後に発信されるメールでこの変数を使用します。また、スタンドアロンの[メール]タスクのメールまたは一時停止メールを処理する場合も、この変数を使用できます。
  • $PMFailureEmailUser。
    セッションが失敗した場合、またはIntegration Serviceがワークフローを一時停止したときにメールを受信するユーザーのメールアドレスを定義します。 セッション実行後に発信されるメールまたは一時停止メールで、この変数を使用します。また、スタンドアロンの[メール]タスクのメールを処理する場合も、この変数を使用できます。
Integration Serviceで上記のサービス変数のいずれかを使用すると、サービス変数に設定されたアドレスにメールが送信されます。 $PMSuccessEmailUserおよび$PMFailureEmailUserは、オプションのプロセス変数です。変数を使用してメールのアドレスを指定する前に、変数を定義したことを確認します。
管理者が失敗したセッションをすべて解決する場合に、この機能を使用することができます。セッションごとに管理者のメールアドレスを入力する代わりに、セッション実行後に発信されるメールの宛先にメール変数$PMFailureEmailUserを使用します。管理者に変更があった場合は、各セッションのメールアドレスを編集する代わりに、サービス変数$PMFailureEmailUserを編集することによってすべてのセッションを修正できます。
また、複数のIntegration Serviceに対して管理者が何人かいる場合にも、この機能を使用できます。 任意のリポジトリから別のリポジトリにフォルダをデプロイする場合、またはセッションを実行するIntegration Serviceを変更した場合に、ハードコーディングされたメールアドレスの代わりにプロセス変数を使用すれば、メールは新しいサービスに関連付けられたユーザーに送信されます。