目次

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  1. はじめに
  2. Workflow Manager
  3. ワークフローとワークレット
  4. セッション
  5. セッション設定オブジェクト
  6. タスク
  7. ソース
  8. ターゲット
  9. 接続オブジェクト
  10. 検証
  11. ワークフローのスケジュール設定と実行
  12. メールの発信
  13. Workflow Monitor
  14. Workflow Monitorの詳細
  15. セッションとワークフローのログ
  16. 付録 A: セッションプロパティリファレンス
  17. 付録 B: ワークフロープロパティリファレンス

ワークフローベーシックガイド

ワークフローベーシックガイド

たとえば、ワークフロー中の3つのセッションのステータスに依存する[コマンド]タスクがあるとします。3つのセッションのいずれかが失敗したときに、この[コマンド]タスクを実行するように統合サービスを設定します。 これを行うには、次の決定条件を持つ[ディシジョン]タスクを使用します。
$Q1_session.status = FAILED OR $Q2_session.status = FAILED OR $Q3_session.status = FAILED
そうすると、[コマンド]タスクの入力リンク条件で組み込み条件変数を使用できます。次のリンク条件を持つ入力リンクを設定します。
$Decision.condition = True
以下の図に、[ディシジョン]タスクを使用するワークフローの例を示します。
このデジションタスクワークフローには、開始タスク、デシジョンタスクに接続する3つのセッション、およびコマンドタスクがあります。
同じロジックを[ディシジョン]タスクを使用せずにワークフローに設定できます。[ディシジョン]タスクを使用しない場合には、3つのリンク条件を使用し、[コマンド]タスクへの入力リンクをORリンクとして扱う必要があります。
ワークフローをさらに拡張することができます。 統合サービスでは、3つの[セッション]タスクのいずれかが失敗すると、統合サービスで[コマンド]タスクが実行されます。 次に3つの[セッション]タスクのすべてが成功した場合に[メール]タスクを実行するように統合サービスを設定します。 これを行うには、[メール]タスクを追加し、リンク条件で決定条件変数を使用します。
以下の図に、[ディシジョン]タスクを使用する拡張ワークフローの例を示します。
この拡張デジションタスクサンプルワークフローには、開始タスク、3つのセッション、およびデシジョンの結果に基づいてコマンドタスクまたは電子メールタスクに接続するデシジョンタスクがあります。