プロジェクトを構築するときに、Visual BasicおよびVisual C++はCOMクラスをローカルレジストリに登録します。登録されたクラスは、DLLをコンパイルしたマシンで動作しているIntegration Serviceからアクセスできます。 例えば、プロジェクトをHOST1上で構築すると、そのプロジェクトのクラスはすべてHOST1のレジストリに登録され、HOST1で動作しているIntegration Serviceからアクセスできるようになります。 ここで、これらの各クラスを、HOST2で動作するIntegration Serviceにアクセスできるようにするとします。 そうするためには、各クラスをHOST2のレジストリに登録する必要があります。

Visual Basicが提供するセットアッププログラム作成ユーティリティを使用すると、COMクラスをWindowsマシンにインストールして、そのマシンのレジストリに登録することができます。Visual C++では、そのようなユーティリティはありませんが、クラスの登録は簡単に行えます。