共有体トランスフォーメーションは、非ブロッキング複数入力グループトランスフォーメーションです。 入力グループは、1つのパイプラインの異なるブランチ、あるいは異なるソースパイプラインに接続することができます。

共有体トランスフォーメーションをマッピングに追加する際には、すべての入力グループで同じポートに接続していることを確認する必要があります。 1つの入力グループのポートはすべて接続していても、別の入力グループのポートを接続していない場合、Integration Serviceは未接続のポートにNULLを渡します。

以下の図に、共有体トランスフォーメーションとのマッピングを示します。

マッピング内の共有体トランスフォーメーションが1つのトランザクションジェネレータからのデータを受け取った場合、Integration Serviceはトランザクション境界をプロパゲートします。 トランスフォーメーションが複数のトランザクションジェネレータからデータを受け取った場合、Integration Serviceはすべての入力トランザクション境界を削除し、オープントランザクションに行を出力します。