SQLトランスフォーメーションがクエリモードで実行される場合、トランスフォーメーションに定義したSQLクエリが実行されます。トランスフォーメーションの入力ポートから文字列またはパラメータをクエリに渡して、クエリ文またはクエリデータを変更します。

クエリモードで実行されるようにSQLトランスフォーメーションを設定する場合、アクティブなトランスフォーメーションを作成します。入力行ごとに複数の行をトランスフォーメーションで返すことができます。

SQLトランスフォーメーションのSQLエディタでクエリを作成します。クエリを作成するには、SQLエディタのメインウィンドウでクエリ文を入力します。SQLエディタには、クエリで参照できるトランスフォーメーションポートのリストが表示されます。ポート名をダブルクリックして、クエリパラメータとして追加できます。

SQLクエリを作成すると、クエリ内のポート名がSQLエディタによって検証されます。また、文字列の置換に使用するポートが文字列データ型であるかどうかも確認されます。SQLエディタでは、SQLクエリの構文は検証されません。

SDLクエリには、32767文字まで入力できます。

以下のタイプのSQLクエリをSQLトランスフォーメーションで作成できます。

静的クエリを作成すると、Integration ServiceによってSQLプロシージャが一度準備され、各行に対して使用されます。動的クエリを作成すると、Integration Serviceによって入力行ごとにSQLが準備されます。静的クエリを作成することによって、パフォーマンスを最適化できます。