Designerは、リポジトリからオブジェクト情報を取り出す際に、グローバルショートカットまたはローカルショートカットのプロパティを更新します。グローバルショートカットまたはローカルショートカットが参照している元のオブジェクトが変更された疑いがある場合は、次のいずれかの操作を行うことによってショートカットの表示をリフレッシュすることができます。

たとえば、あるマッピングに、Shortcut_To_FIL_InsertChangedという名前のショートカットが含まれているとします。このショートカットは、FIL_InsertChangedという名前の再利用可能なトランスフォーメーションを指しているとします。別のユーザが、元のトランスフォーメーションであるFIL_InsertChangedの中のフィルタ条件を編集してその変更をリポジトリに保存したとします。Designerでマッピングを開くと、Designerはリポジトリからマッピングを取り出します。Designerはまた、Shortcut_To_FIL_InsertChanged（およびマッピングで使用されているほかのショートカット）の情報も取り出します。マッピングを検査するには、［マッピング］-［検査］をクリックします。

ただし、マッピングがメモリに置かれている場合、Designerは、メモリ上のバージョンを使用します。ここで正しいバージョンを確実に取得するには、［編集］-［保存状態に復帰］を選択します。Designerは、最新のショートカットプロパティを持つマッピングを表示します。マッピングを検査するには、［マッピング］-［検査］をクリックします。