管理者ツールのセキュリティページで、ユーザー、グループ、特権、およびロールを管理します。 Service Managerは、ドメイン設定データベースのユーザとグループを格納し、ユーザとグループのリストをPowerCenterリポジトリにコピーします。Service Managerでは、リポジトリ内のユーザおよびグループのリストをドメイン設定データベース内のユーザおよびグループと定期的に同期化しています。

特権とロールを管理者ツール内のリポジトリサービスのユーザーとグループに割り当てる場合、または権限をPowerCenterクライアントのユーザーとグループに割り当てる場合、リポジトリサービスは、特権、ロール、および権限の割り当てをユーザーとグループのリストと共にリポジトリに格納します。

リポジトリオブジェクトの権限はPowerCenterクライアントで管理します。権限は、リポジトリ内のフォルダとオブジェクトにアクセスできるかどうかを決定するものです。リポジトリにおいて特定の作業を行うためのリポジトリ特権があっても、特定のフォルダ内でタスクを実行するための権限が必要となる場合もあります。Integration Serviceでオペレーティングシステムのプロファイルを使用する場合、ワークフローを実行しているユーザには、ワークフローまたはワークフローを含むフォルダに割り当てられたオペレーティングシステムのプロファイルに対する権限が必要です。

リポジトリ内のデータを保護するために、Repository Manager内にフォルダを作成し、それに権限を割り当てることができます。 フォルダを作成すると、デフォルトでは、ユーザはそのフォルダのオーナーとなります。オーナーにはすべての権限が割り当てられます。これらの権限は変更できません。オーナーは権限を、リポジトリ内のユーザ、グループ、オペレーティングシステムプロファイル、およびその他に割り当てることができます。Integration Serviceでオペレーティングシステムプロファイルを使用する場合、ワークフローが動作するフォルダにオペレーティングシステムプロファイルを割り当てる必要があります。