メタデータの名前とデータ型は、PowerCenterとBusiness Objects Designerとの間でメタデータを交換する際に変換されます。MIMBによって、メタデータの種類は、Business Objects Designerのクラスとオブジェクトに変換されます。

Business Objects DesignerがPowerCenter固有のメタデータの名前またはカラムプロパティをサポートしていない場合、PowerCenterはメタデータをエクスポートしません。たとえば、PowerCenterでのソース定義では、Business Objects Designerがサポートしていない隠しプロパティがカラムに使用されている可能性があります。PowerCenterはこのカラムプロパティをBusiness Objects Designerにエクスポートしません。

PowerCenterからBusiness Objects Designerにメタデータをエクスポートする場合、MIMBによって、PowerCenterメタデータの名前とデータ型をBusiness Objects Designerの対応する値に変換します。同様に、Business Objects Designerからメタデータをインポートする場合、MIMBによって、Business Objects Designerのメタデータのオブジェクト名とデータ型をPowerCenterの対応する値に変換します。PowerCenterがBusiness Objectsのデータ型をサポートしている場合は、メタデータをインポートする際のBusiness Objectsデータ型の変換はMIMBで行いません。

外部キーを含むソース定義またはターゲット定義をエクスポートする場合は、外部キーが参照するメタデータもBusiness Objects Designerにエクスポートします。PowerCenterのメタデータをエクスポートする場合に外部キーを含むメタデータをエクスポートすると、PowerCenterが実行する結合の種類を定義することができます。

Business Objects Designerは、PowerCenterによってサポートされるすべてのメタデータの名前、カラムプロパティおよびデータ型をサポートするとは限りません。

以下の表に、PowerCenterメタデータの名前とBusiness Objects Designerの対応するメタデータを一覧表示します。

以下の表に、PowerCenterのデータ型とBusiness Objects Designerの対応するデータ型を一覧表示します。