リポジトリオブジェクトには、ほかのリポジトリオブジェクトを包含しているものがあります。たとえば、ワークフローにはセッションとタスクが含まれ、セッションにはマッピングが含まれ、マッピングにはソースとターゲットの定義が最低1つ含まれます。

オブジェクトを表示すると、1つのオブジェクトに対し1つのin-useロックを取得します。ほかのオブジェクトが使用しているオブジェクトを表示することができ、ほかのオブジェクトには影響を及ぼしません。ただし、ほかのオブジェクトが使用しているオブジェクトに変更を加えて保存した場合、リポジトリは、ほかのオブジェクトをすべて無効と見なすことがあります。無効になったオブジェクトを使用するには、オブジェクトを検査する必要があります。

たとえば、あるセッションが使用しているマッピングを開き、トランスフォーメーションを削除し、その変更内容を保存するとします。そのマッピングを保存すると、リポジトリはそのマッピングが変更されたことを認識して、そのセッションおよびそのマッピングを使用しているほかのすべてのセッションを無効と見なします。変更によって、そのセッションを含むすべてのワークフローが無効になることがあります。