リポジトリガイド

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マッピングビューおよびマップレットビュー

マッピングビューおよびマプレットビューには、PowerCenterリポジトリ内のフォルダごとに、マッピングまたはマプレットで使用されるソース、ターゲット、およびトランスフォーメーションを表示できます。これらのビューには、説明、バージョンと作成日、マッピングまたはマプレットの有効性、およびマッピングまたはマプレットがショートカットかどうかなどのマッピングおよびマプレットのプロパティも表示されます。

マッピングのためMXデータを保存する場合、PowerCenterはマッピング内の各ターゲットフィールド用にフィールド式を作成します。フィールド式は、ターゲットフィールドに対応するソース定義とトランスフォーメーションを記述します。MXビューにMXデータを表示することに加えて、ソース/ターゲットの依存性を分析するときには、Repository Managerのメインウィンドウにフィールド式を表示できます。

MXビューは、すべてのトランスフォーメーションに対してフィールド式を表示するわけではありません。MXビューが表示するフィールド式は、Expression、Aggregator、Rank、Lookup、Stored Procedure、External Procedure、Router、Custom、Normalizerの各トランスフォーメーションです。ほかのすべてのトランスフォーメーションは、REP_TARG_FLD_MAPビューなどのビューのTRANS_EXPRESSIONカラムにNULL値を出力します。

以下の表に、マッピングおよびマップレットのメタデータの分析に役立つ各種ビューを一覧表示します。

ビュー	説明
REP_ALL_MAPPINGS	このビューは、リポジトリの各フォルダごとに、定義されたすべてのマッピングの最新バージョンを一覧表示します。
REP_ALL_MAPPLETS	このビューは、リポジトリの各フォルダごとに、定義されたすべてのマップレットの最新バージョンを一覧表示します。
REP_TARG_MAPPING	このビューで、ターゲットテーブルごとに、複合テーブルレベルでのトランスフォーメーション式にアクセスできます。
REP_TARG_FLD_MAP	このビューは、ターゲットに関連付けられている複合フィールドレベルのトランスフォーメーション式を表示します。
REP_FLD_MAPPING	このビューは、マッピングにおいてターゲットフィールドに使用されているソースフィールドを表示します。このビューは、常にREP_TBL_MAPPINGビューと共に使用されます。
REP_SRC_MAPPING	このビューは、マッピングに使用されているソースをすべて表示します。
REP_SRC_FLD_MAP	このビューは、マッピングに使用されているソースフィールドをすべて表示します。
REP_TBL_MAPPING	このビューは、マッピングで使用されるすべてのターゲットテーブルを表示し、ソースからターゲットへのマッピング情報を表示します。
REP_TARG_TBL_JOINS	このビューは、ターゲットテーブル間の結合情報を表示します。
REP_MAPPING_CONN_PORTS	このビューはマッピングのオブジェクト間のポートレベルの接続を表示します。
REP_MAPPING_UNCONN_PORTS	このビューは、マッピング内におけるソース、ターゲット、およびトランスフォーメーションの接続されていないポートを表示します。