Repository Managerでは、同じリポジトリの中でフォルダをコピーできます。また、フォルダを同じPowerCenterドメインの別のリポジトリにコピーしたり、他のPowerCenterドメインにコピーしたりできます。［フォルダのコピー］ウィザードを使用してコピーまたは上書き処理を行います。フォルダをコピーまたは上書きする場合、ウィザードはフォルダ内のすべてのメタデータオブジェクトをコピーします。

また、異なるリポジトリ間でフォルダのコピーおよび上書きを行えます。本番環境にあるフォルダを更新したい場合、フォルダを上書きする必要があります。本番環境のリポジトリにフォルダのコピーを作成する代わりに、既存のフォルダを新しいデータで上書きできます。フォルダを上書きすると、選択したオプションに応じて、コピー先フォルダのデータを上書きできます。メタデータが失われないようにするには、フォルダを上書きする前にリポジトリをバックアップしてください。

Integration Serviceでオペレーションシステムプロファイルを使用する場合、［フォルダのコピー］ウィザードはコピー先フォルダのオペレーティングシステムプロファイル割り当てを保持します。フォルダをコピーするときに、［フォルダのコピー］ウィザードはオペレーティングシステムプロファイル割り当てをコピーしません。

［フォルダのコピー］ウィザードで、コピーウィザードの使用に示されたすべてのタスクを実行できます。フォルダをコピーするときは、［フォルダのコピー］ウィザードで以下の処理を実行できます。

フォルダを上書きすると、上書きされたフォルダのショートカット、FTP、外部ローダ接続情報などのプロパティは維持されます。フォルダを上書きする場合、以下の操作を補足的に実行できます。

ウィザードは、フォルダのコピーと置き換えを1つのトランザクションとして実行します。コピーを途中で取り消すと、ウィザードは変更をすべてロールバックします。