ショートカットを利用すると、コピーを作成しなくても複数のフォルダから同一のメタデータを利用できます。これで、メタデータの統一を図れます。ショートカットは、参照先オブジェクトのプロパティをすべて継承します。ショートカットを作成してから、ショートカットの名前と説明を設定できます。

元のオブジェクトが変更されると、ショートカットにもその変更内容が反映されます。オブジェクトのコピーの代わりにショートカットを使用することで、常に元のオブジェクトと同じオブジェクトを使用できるようになります。たとえば、ターゲット定義へのショートカットがあり、定義にカラムを追加した場合、追加されたカラムはショートカットに反映されます。

ショートカットを使用すると、リポジトリにオブジェクトをいくつも作成せずに、1つのオブジェクトを再利用できます。たとえば、10個の異なるフォルダ内の10個のマッピングで1つのソース定義を使用できます。同じソース定義のコピーを各フォルダに1つずつ、全部で10個作成する代わりに、元のソース定義へのショートカットを10個作成することができます。

ショートカットは、共有フォルダ内のオブジェクトに対して作成できます。非共有フォルダのオブジェクトへのショートカットを作成しようとすると、ショートカットではなく、オブジェクトのコピーが作成されます。

以下のリポジトリオブジェクトに対してショートカットを作成できます。

次の種類のショートカットを作成できます。